新しいブート環境のアクティブ化の状況に応じて、次の 3 つの作業からいずれかを選択します。
アクティブ化が正常に行われたが元のブート環境に戻したいという場合は、ブート環境作成は正常に完了したが元のブート環境にフォールバックさせる場合を参照してください。
アクティブ化に失敗したが、元のブート環境からブート可能な場合は、SPARC: ブート環境のアクティブ化に失敗した場合のフォールバックを参照してください。
アクティブ化に失敗し、メディアまたはネットインストールイメージを使用して元のブート環境に戻る必要がある場合は、SPARC: DVD、CD、または ネットワークインストールイメージを使って元のブート環境にフォールバックするを参照してください。
この例では、新しいブート環境のアクティブ化が正常に完了したにもかかわらず、元の c0t4d0s0 ブート環境をアクティブブート環境として復元しています。デバイス名は first_disk です。
# /usr/sbin/luactivate first_disk # init 6 |
この例では、新しいブート環境のブートに失敗しています。シングルユーザーモードで元のブート環境 c0t4d0s0 からブートさせるために、OK プロンプトを表示させる必要があります。
OK boot net -s # /sbin/luactivate first_disk Do you want to fallback to activate boot environment c0t4d0s0 (yes or no)? yes # init 6 |
元のブート環境 c0t4d0s0 がアクティブブート環境になります。
この例では、新しいブート環境のブートに失敗しています。元のブート環境からはブートできないためメディアまたはネットインストールイメージを使用する必要があります。デバイスは /dev/dsk/c0t4d0s0 です。元のブート環境 c0t4d0s0 がアクティブブート環境になります。
OK boot net -s # fsck /dev/dsk/c0t4d0s0 # mount /dev/dsk/c0t4d0s0 /mnt # /mnt/sbin/luactivate # umount /mnt # init 6 |