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リリース |
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SPARC:Sun ONE Application Server の統合 Solaris 9 12/02 Update リリースには、Sun ONE Application Server 7, Platform Edition (旧名称は iPlanetTM Application Server) が統合されています。Application Server の Platform Edition は、エンタープライズクラスのアプリケーションサービスと Web サービスの基盤を提供します。このサーバーは、高性能、省メモリの JavaTM 2 Platform, Enterprise Edition (J2EETM プラットフォーム) を提供します。 J2EE は、エンタープライズアプリケーションや Web サービスを幅広い種類のサーバー、クライアント、およびデバイス上で開発、配備、および管理することを可能にします。 Sun ONE Application Server は、J2EE 1.3 プラットフォーム準拠の新しい Java アプリケーションおよび XML アプリケーションの移植性と市場投入までの時間の短縮を実現します。開発者は Sun ONE Application Server を使用することにより、JavaServer PagesTM (JSPTM)、Java サーブレット、および Enterprise JavaBeansTM (EJBTM) テクノロジをベースにするアプリケーションを開発できます。EJB テクノロジは、部門ごとの小規模アプリケーションから企業規模の基幹サービスまで、ビジネス要件を幅広くサポートしています。 主な特徴には次のものがあります。
注 - 次の名称が変更されています。
詳細は、『Sun ONE Application Server 7 入門ガイド』を参照してください。http://www.sun.com/software/products/appsrvr/home_appsrvr.html も参照してください。 それぞれの使用許諾権については、バイナリコードライセンスを参照してください。 |
12/02 |
SPARC: Sun ONE Message Queue Solaris 9 12/02 Update リリースでは、Java Messaging Service (JMS) アプリケーションをサポートしています。このリリースでは、JMS プロバイダとして Sun ONE Message Queue (旧 iPlanet Message Queue for Java) を使用します。 JMS のメッセージングにより、アプリケーションおよびアプリケーションコンポーネントの非同期メッセージ交換および信頼性を実現しています。異なるプラットフォーム上および異なるオペレーティングシステム上で実行されるプロセスが共通のメッセージサービスに接続して、情報の交換ができます。 Solaris 9 12/02 Update リリースの Sun ONE Message Queue, Platform Edition では、JMS 仕様が完全に実装されています。Message Queue では、次のような機能を提供しています。
詳細は、『Sun ONE Message Queue 3.0.1 管理者ガイド』および『Sun ONE Message Queue 3.0.1 開発者ガイド』を参照してください。Sun ONE Message Queue のバージョンと機能については、http://www.sun.com/software/products/message_queue/home_message_queue.html も参照してください。 |
12/02 |
単体 Solaris マシン上での Web サイトのマルチホスト Solaris Network Cache and Acceleration (NCA) カーネルモジュールは、Web サーバーのマルチインスタンスをサポートします。これにより、Solaris マシン上で IP アドレスベースの仮想 Web ホスティングを実現することが可能になります。Solaris は、単一構成ファイル ncaport.conf を使い、NCA ソケットを IP アドレスに割り当てます。 詳細は、ncaport.conf(4) のマニュアルページを参照してください。 |
12/02 |
IP サービス品質 (IPQoS) IP サービス品質 (IPQoS) は、Solaris オペレーティング環境に新たに追加された機能です。システム管理者は IPQoS により、顧客や重要なアプリケーションに対して異なるレベルのネットワークサービスを提供できます。IPQoS を使用することによって、管理者はサービスレベルに関する条項を設定できます。 これらの条項により、ISP のクライアントに対して、価格に基づいて異なるレベルのサービスを提供できます。 企業も IPQoS を使用することによって、アプリケーション間で優先順位をつけることができます。これにより、アプリケーションの重要度に応じて、より高い品質のサービスを提供できます。 詳細は、『IPQoS の管理』を参照してください。 |
9/02 |
Routing Information Protocol Version 2 (RIPv2) Solaris システムソフトウェアで RIPv2 がサポートされるようになりました。 RIPv2 では、クラスレスドメイン間ルーティング (CIDR) および 可変長サブネットマスク (VLSM) 拡張機能が RIPv1 プロトコルに追加されています。 MD5 拡張機能により、悪意のあるユーザーによって故意に引き起こされる誤った転送からルーターを保護します。新しい in.routed 実装には、組み込みの RDISC 実装も含まれています。 RIPv2 は、ポイントツーポイントのリンクがマルチキャストで有効になる場合には、マルチキャストをサポートします。RIPv2 では、ユニキャストもサポートします。/etc/gateways ファイルを使用してブロードキャストアドレスを構成した場合は、RIPv2 でブロードキャストをサポートします。 RIPv2 の構成方法の詳細は、in.rdisc(1M)、in.routed(1M)、および gateways(4) のマニュアルページを参照してください。 |
9/02 |
IPv6 経由のパケットトンネリング この機能により、IPv6 経由の IPv4 トンネリング、および IPv6 経由の IPv6 トンネリングという IPv6 経由のパケットトンネリングが可能になります。IPv4 パケットまたは IPv6 パケットは IPv6 パケットでカプセル化できます。 詳細は、『IPv6 の管理』を参照してください。 |
9/02 |
説明 |
リリース |
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LDAP バージョン 2 プロファイルのサポート Solaris のインストールプログラムは、Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) バージョン 2 プロファイルをサポートします。このプロファイルにより、システムを資格レベルのプロキシに設定することが可能になります。Solaris Web Start や suninstall などのインストールプログラムの実行時に、LDAP プロキシバインド識別名とプロキシバインドパスワードを指定できます。どちらのインストール方法でも、sysidcfg ファイルに proxy_dn キーワードおよび proxy_password キーワードを記述することで、インストール前に LDAP をあらかじめ設定しておくことができます。 詳細は、『Solaris 9 インストールガイド』を参照してください。 |
12/02 |
Solaris フラッシュアーカイブからのディレクトリとファイルの追加と除外 flarcreate コマンドは、Solaris フラッシュアーカイブを作成するコマンドです。このコマンドに新しいオプションが追加され、アーカイブ作成時にアーカイブ内容をより柔軟に定義することが可能になりました。複数のファイルやディレクトリを除外できます。除外したディレクトリからでも、そのサブディレクトリやファイルをアーカイブ内容に追加することが可能です。この機能は、複製の必要がない、サイズの大きなデータファイルを除外するのに便利です。 このオプションの使い方については、『Solaris 9 インストールガイド』を参照してください。 注 - Solaris 9 Update リリースでは、次の名称が変更されています。 Solaris フラッシュ (旧名称は Web Start Flash) |
12/02 |
説明 |
リリース |
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Solaris オペレーティング環境用 Netscape 6.2.3 Solaris 9 12/02 Update リリースでは、Solaris オペレーティング環境に NetscapeTM 6.2.3 が組み込まれています。Netscape 6.2.3 は、Web ブラウザ、メール、ニュースグループ、および Web パブリッシングの各機能が組み込まれたパッケージソフトウェアです。Netscape 6.2.3 を使うことにより、Web サイトの閲覧、仲間とのコミュニケーション、グループディスカッションへの参加、そして動的な Web ページの作成が可能です。Netscape 6.2.3 は、ユーザーごとにカスタマイズすることも可能です。たとえば、Sidebar を使うと、ユーザーの興味のあるサイトにアクセスできます。 このサイトには、ブックマーク、検索結果、そして株価情報や気象情報を持たせることも可能です。さらに、Netscape 検索機能の拡張により、インターネットの情報にすばやく簡単にアクセスすることができます。 Netscape 6.2.3 には次の新機能があります。
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12/02 |
説明 |
リリース |
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crypt() 関数の拡張 パスワードの暗号化により、侵入者が不正にパスワードを解読することを防ぎます。このソフトウェアでは、次の 3 つのパスワード暗号化強化モジュールが利用可能です。
新しい暗号化モジュールを使ったユーザーパスワードの保護方法については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』を参照してください。モジュールの強化については、crypt_bsdbf(5)、crypt_bsdmd5(5)、および crypt_sunmd5(5) のマニュアルページを参照してください。 |
12/02 |
pam_ldap のパスワード管理機能 pam_ldap パスワード管理機能により、Sun ONE Directory Server (旧名称は iPlanet Directory Server) と連動して使われる LDAP ネームサービスのセキュリティ全体が強化されます。特に、パスワード管理機能により以下のようなことが行われます。
Solaris ネーミングとディレクトリサービスの詳細は、『Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : DNS、NIS、LDAP 編)』を参照してください。 Solaris セキュリティ機能については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』を参照してください。 |
12/02 |
PAM の拡張 Pluggable Authentication Module (PAM) フレームワークは、機能拡張されて新しい制御フラグが追加されました。新しい制御フラグにより、追加のスタック処理をスキップできます。このスキップは、現在のサービスモジュールが成功し、それ以前の必須モジュールで障害が発生していない場合に利用可能です。 この機能変更については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』を参照してください。 |
12/02 |
説明 |
リリース |
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UFS ロギングパフォーマンスの向上 UFS ロギングにより、システムのリブートをより迅速に行うことが可能です。ファイルシステムのトランザクションはすでに保存されているので、ファイルシステムに整合性があれば、ファイルシステム検査が不要となるためです。 さらに、 UFS ロギングのパフォーマンスは、Solaris リリースのロギングのないファイルシステムのパフォーマンスレベルを向上させることができます。SpecFS ベンチマークの結果では、ロギングの有効な NFS マウントされたファイルシステムは、UFS ロギングの有効でないパフォーマンスレベルに等しいことを示しています。一定の入出力境界設定時には、UFS ロギングされたファイルシステムは、ロギングされていないファイルシステムと比べて約 25 パーセント増のパフォーマンスを実現しています。ほかのテストでは、ロギングされた UFS ファイルシステムはロギングされていないものに比べ 12 倍もの高いパフォーマンスを実現しています。 UFS ファイルシステム上でロギングを有効にする方法については、『Solaris のシステム管理 (基本編)』、または mount_ufs(1M) のマニュアルページを参照してください。 |
12/02 |
メモリー配置の最適化 (Memory Placement Optimization、MPO) Solaris ディスパッチャおよび仮想メモリーサブシステムは、アプリケーションのメモリーへのアクセス時間を最適化するように拡張されました。この拡張機能により、多くのアプリケーションのパフォーマンスを自動的に向上させることができます。現在、この機能は、Sun FireTM 3800–6800、Sun Fire 12K、および Sun Fire 15K などの特定のプラットフォームをサポートするよう実装されています。 |
9/02 |
Dynamic Intimate Shared Memory (DISM) の大規模ページのサポート Dynamic Intimate Shared Memory (DISM) の大規模ページがサポートされるようになりました。大規模ページをサポートすることにより、共有メモリーサイズの動的な調整が可能なアプリケーションのパフォーマンスを向上させることができます。 DISM については、システムパフォーマンスの向上を参照してください。 |
9/02 |
説明 |
リリース |
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単独 IP ネットワークマルチパスグループのためのデータアドレスとテストアドレスの連結 単一アダプタの IP ネットワークマルチパスグループ上で障害が検出された場合に、テスト専用 IP アドレスを使う必要はもうありません。IP ネットワークマルチパスグループ上に 1 つしか NIC がないために処理を継続できない場合は、テストアドレスとデータアドレスを連結できます。テストアドレスが定義されていないときは、in.mpathd デーモンがデータアドレスを使って障害を検出します。 Solaris IP マルチパスの詳細は、『IP ネットワークマルチパスの管理』を参照してください。 |
12/02 |
説明 |
リリース |
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Xserver 仮想画面の拡張機能 Xserver 仮想画面の拡張機能により、Solaris オペレーティング環境用にまもなくリリースされる Gnome 2.0 デスクトップのユーザー補助機能を使用することが可能です。この機能により、システム上でフレームバッファーを 1 つしか持たないより多くのソフトウェアがサポートされます。 |
12/02 |
Xrender 拡張機能 新しい Xrender 機能により、Solaris オペレーティング環境上で動作する、StarSuiteTM パッケージのようなアプリケーションのパフォーマンスが向上しました。Xrender 機能により、アプリケーションの外観を最新の手法で見せることが可能です。Xrender は、アルファ合成効果および透過効果に対応したハードウェア処理を利用しています。 |
12/02 |
説明 |
リリース |
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拡張アカウンティングサブシステム 拡張アカウンティングプロセスを IP サービス品質 (IPQoS) のフローアカウンティングと併用することが可能になりました。IPQoS については、『IPQoS の管理』を参照してください。 拡張されたアカウンティング機能については、『Solaris のシステム管理 (資源管理とネットワークサービス)』の「拡張アカウンティング」を参照してください。 |
9/02 |
説明 |
リリース |
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Solaris 9 12/02 リリースの新規マニュアルおよび改訂マニュアル Solaris 9 12/02 Update リリースでは、次の改訂されたマニュアルが入手可能になりました。
Solaris 9 12/02 Update リリースでは、次の新しいマニュアルが入手可能になりました。
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12/02 |
NIS+ から LDAP への移行に関するマニュアル 『Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : FNS、NIS+ 編)』の「NIS+ から LDAPへの移行」の章が、『Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : DNS、NIS、LDAP 編)』に移されました。 また、『Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : DNS、NIS、LDAP 編)』の LDAP に関連する章に、さまざまなコンポーネントの説明と例が追加されました。ただし、新しい機能については説明されていません。 |
9/02 |
Solaris 9 9/02 リリースの新規マニュアルおよび改訂マニュアル Solaris 9 9/02 Update リリースでは、次の新しいマニュアルが入手可能になりました。
Solaris 9 9/02 Update リリースでは、次の改訂されたマニュアルが入手可能になりました。
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9/02 |