Solaris 9 12/02 オペレーティング環境の場合、Solaris Web Start インストールプログラムは、デフォルトで起動ディスクの新しいデフォルトパーティションレイアウトを使用して Sun LX50 システムの Service パーティションを格納します。このプログラムを使用すると、既存の Service パーティション が保持できます。
新しいデフォルトの設定には次のパーティションが含まれています。
第 1 パーティション - Service パーティション (既存の Service パーティション)
第 2 パーティション - x86 ブートパーティション (約 11M バイト)
第 3 パーティション - Solaris パーティション (起動ディスクの残りの容量)
デフォルトのレイアウトを使用するには、Solaris Web Start プログラムから起動ディスクのレイアウト選択を要求されたときに「デフォルト」を選択します。
Service パーティションが作成されていないシステムに Solaris 9 12/02 オペレーティング環境 (x86 版) をインストールすると、Solaris Web Start プログラムはデフォルトでは新しい Service パーティションを作成しません。システムに Service パーティションを作成するには、最初に Sun LX50 Diagnostics CD を使用して Service パーティションを作成し、それから Solaris 9 12/02 オペレーティング環境をインストールしてください。Service パーティション 作成の詳細については、『Sun LX50 Server User's Manual (英語版)』(http://www.sun.com) を参照してください。
また、fdisk コマンドユーティリティを使用して、手動でディスクパーティションレイアウトを作成することもできます。次の場合、起動ディスクのパーティションを手動で編集します。
既存の Sun Linux パーティションを保持する場合
Solaris パーティションを作成する必要はあるが、既存のパーティションをディスクに残す場合
システム上にアップグレード対象の Solaris オペレーティング環境がすでにインストールされているが x86 ブートパーティションがない場合、Solaris INSTALLATION CD によるアップグレードは実行できません。x86 ブートパーティションが作成されていないシステムを Solaris 9 12/02 オペレーティング環境にアップグレードするには、Solaris 9 12/02 SOFTWARE 1 of 2 CD に同梱されている suninstall プログラムを使用してください。