Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : DNS、NIS、LDAP 編)

LDAP 通信のタイムアウト制限、サイズ制限、および参照アクション

上のパラメータ (順番に、ldap bindmodifyadd、および delete 操作) でタイムアウトを設定します。これらの属性は通常、デフォルトのままにしておきます。

上のパラメータには、LDAP 検索処理のタイムアウトを設定します。下のパラメータでは、サーバー側の検索時間制限を要求します。nisplusLDAPsearchTimeLimit では、LDAP サーバーが検索要求に使用する時間を制御します。このため、nisplusLDAPsearchTimeLimit には nisplusLDAPsearchTimeout 以上の値を設定してください。NIS+ サーバー、LDAP サーバー、および 2 つのサーバー間の接続のパフォーマンスに応じて、検索制限をデフォルト値より大きくしなければならないことがあります。rpc.nisd から送信されたタイムアウトに関するシステムログメッセージを基にして、これらの値を大きくするかどうかを判断します。