Solaris ボリュームマネージャの管理

ホットスペアを有効にするには

  1. 次のどちらかの方法でホットスペアを「使用可能 (available) 」状態に戻します。

    • Solaris 管理コンソール内の「拡張ディスク」から「ホットスペアプール (Spare Pools) 」ノードを開き、ホットスペア集合を選択します。「アクション (Action) 」、「プロパティ (Properties) 」の順に選択し、「ホットスペア (Hot Spares) 」パネルを選択して、画面の指示に従ってホットスペアを有効にします。詳細は、オンラインヘルプを参照してください。

    • 次の形式の metahs コマンドを使用します。


      metahs -e hot-spare-slice
      
      -e

      ホットスペアを有効にすることを意味します。

      hot-spare-slice

      有効にするスライスの名前です。

      詳細は、metahs(1M) のマニュアルページを参照してください。

例 — ホットスペアを有効にする


# metahs -e c0t0d0s2

この例では、ホットスペア /dev/dsk/c0t0d0s2 を修理した後で、「使用可能 (Available) 」状態に戻します。ホットスペア集合を指定する必要はありません。