Solaris ボリュームマネージャの管理

例 — RAID 5 ボリュームの状態を表示する

metastat コマンドで出力された、RAID 5 ボリュームの状態を以下に示します。


# metastat
d10: RAID
    State: Okay        
    Interlace: 32 blocks
    Size: 10080 blocks
Original device:
    Size: 10496 blocks
        Device              Start Block  Dbase State        Hot Spare
        c0t0d0s1                 330     No    Okay        
        c1t2d0s1                 330     No    Okay        
        c2t3d0s1                 330     No    Okay 

metastat コマンドの出力には、ボリュームが RAID 5 ボリュームであることが示されています。また、RAID 5 ボリュームのスライスごとに、ストライプ内のスライスの名前、スライスの開始ブロック、スライスに状態データベースの複製が含まれていないこと、スライスが「正常」状態であること、障害のあるスライスのホットスペアとして使用されるスライスが存在しないことが示されています。