トランザクションボリュームを削除するには
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Solaris ボリュームマネージャ要素を作成するための前提条件と トランザクションボリュームの背景情報を確認します。
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トランザクションボリュームを削除し、ロギングを無効にしたい UFS ファイルシステムのマウントを解除します。
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次のどちらかの方法でトランザクションボリュームからログデバイスを切り離します。
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Solaris 管理コンソール内の「拡張ディスク」から「ボリューム (Volumes) 」ノードを開き、リストからトランザクションボリュームを選択します。ボリュームを右クリックし、「プロパティ (Properties) 」を選択します。 詳細は、オンラインヘルプを参照してください。
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次の形式の metadetach コマンドを使用します。
master-volume は、ロギングするファイルシステムが格納されているトランザクションボリュームの名前です。
詳細は、metadetach(1M) のマニュアルページを参照してください。
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次のどちらかの方法でトランザクションボリュームを削除 (クリア) します。
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Solaris 管理コンソール内の「拡張ディスク」から「ボリューム (Volumes) 」ノードを開き、リストからトランザクションボリュームを選択します。ボリュームを右クリックし、「削除 (Delete) 」を選択します。 詳細は、オンラインヘルプを参照してください。
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次の形式の metaclear コマンドを実行します。
詳細は、metaclear(1M) のマニュアルページを参照してください。
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必要であれば、/etc/vfstab ファイルを編集して、上記の手順で削除したトランザクションボリュームではなく、トランザクションボリュームを構成するボリュームをマウントします。
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ファイルシステムを再びマウントします。
例 —トランザクションボリュームを削除する
この例では、 /fs2 にマウントされているトランザクションボリューム d1 を削除します。 この処理が終わると、トランザクションボリュームを構成するスライス c1t1d0s1 が直接マウントされます。
# umount /fs2
# metadetach d1
d1: log device d2 is detached
# metaclear d1
d1: Trans is cleared
(/etc/vfstab を編集して、/fs2 に c1t1d0s1 (d1 ではなく)をマウントする 。)
# mount /fs2
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