Solaris のシステム管理 (資源管理とネットワークサービス)

システム上でのプールの実装

プールをシステム上に実装するには、次のどちらかの方法を使用します。

  1. Solaris ソフトウェアが起動すると、init スクリプトは /etc/pooladm.conf ファイルが存在するかどうかをチェックします。このファイルが存在する場合は、pooladm が呼び出され、この構成をアクティブなプール構成にします。システムは、/etc/pooladm.conf で指定されている編成に従って、独自の構成ファイルを作成します。マシンの資源は指定どおりにパーティション分割されます。

  2. Solaris 環境が起動しているときは、pooladm コマンドを使用して、プール構成が存在しない場合はプール構成を起動したり、プール構成を変更したりできます。デフォルトでは、pooladm/etc/pooladm.conf の内容を使用します。ただし、別のディレクトリとファイル名を指定し、そのファイルを使用してプール構成を変更することもできます。