makemap コマンドを実行すると、sendmail 用にキー付きのデータベースファイルが作成されます。次の表では、makemap の新しいオプションについて説明しています。オプションを宣言する場合には、次の構文を使用します。
makemap options class filename |
-dN のように、option の前にダッシュを付けます。
class は、btree、dbm、または hash のようなデータベースのタイプです。
filename は、データベースファイルへの完全パスまたは相対名です。
オプション |
説明 |
---|---|
-C |
TrustedUser オプションの検出に、指定した sendmail 構成ファイルを使用する |
-c |
指定した hash および btree のキャッシュサイズを使用する |
-e |
RHS (right-hand side) から空の値を使用することを許可する |
-l |
サポートされているマップのタイプをリストする |
-t |
空白ではなく、別の区切り記号を指定する |
-u |
データベースの内容を標準出力にダンプ (マップ形式を元に戻す) する |
makemap を root として実行すると、生成されたマップの所有権は、構成ファイル sendmail で指定したように、自動的に TrustedUser に変更されます。TrustedUser オプションの詳細については、表 27–2 を参照してください。
詳細は、makemap(1M) のマニュアルページを参照してください。