この節では、専用回線のトポロジに必要な機器を設定する方法について説明します。専用回線のトポロジについては、例 — 専用回線リンクの構成で紹介しています。専用回線への接続に必要な同期デバイスには、インタフェースとモデムが含まれています。
次の手順に従う前に、下記の項目を確認する必要があります。
プロバイダによって設置された専用回線が動作していること
同期装置 (CSU/DSU)
システムに Solaris 9 オペレーティング環境リリースがインストールされていること
システムに必要な同期インタフェースカード
必要に応じて、インタフェースカードをローカルマシンに取り付けます。
製造元のマニュアルの手順に従います。
CSU/DSU とインタフェースをケーブルで接続します。必要に応じて、CSU/DSU と専用回線のジャックまたは同等のコネクタをケーブルで接続します。
製造元またはネットワークプロバイダのマニュアルの手順に従って、CSU/DSU を設定します。
専用回線を貸し出しているプロバイダが、接続用の CSU/DSU を提供および設定する場合もあります。
必要に応じて、インタフェースのマニュアルの手順に従って、インタフェースカードを設定します。
インタフェースカードの設定時に、インタフェースの起動スクリプトを作成します。図 30–2 のような専用回線設定では、LocalCorp にあるルーターは、HSI/S インタフェースカードを使用します。
次のスクリプト hsi-conf によって、HSI/S インタフェースが開始されます。
#!/bin/ksh /opt/SUNWconn/bin/hsi_init hih1 speed=1536000 mode=fdx loopback=no \ nrzi=no txc=txc rxc=rxc txd=txd rxd=rxd signal=no 2>&1> /dev/null |
hih1 |
使用されている同期ポートが HSI/S であることを示す |
speed=1536000 |
CSU/DSU の速度を 1536000 に設定する |
作業 |
参照先 |
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専用回線上のローカルマシンの設定 |