Solaris のシステム管理 (資源管理とネットワークサービス)

メールサービスに使用するその他のファイル

メールサービスは、その他のいくつかのファイルおよびディレクトリを使用します。これらを表 26–11 に示します。

表 26-11 メールサービスに使用するその他のファイル

名前 

形式 

説明 

sendmailvars.org_dir

テーブル 

sendmailvars ファイルの NIS+ バージョン

/etc/default/sendmail

ファイル 

sendmail の起動スクリプトの環境変数をリストする

/etc/shells

ファイル 

有効なログインシェルをリストする 

/usr/sbin/editmap

ファイル 

sendmail のデータベースマップの単一のレコードに対してクエリーを実行して編集する

/usr/sbin/in.comsat

ファイル 

メール通知デーモン 

/usr/sbin/makemap

ファイル 

入力されたマップのバイナリ形式を構築する 

/usr/sbin/newaliases

リンク 

/usr/lib/sendmail へのリンク 。別名データベースのバイナリ形式を作成するために使用する。以前は /usr/bin にあった

/usr/sbin/syslogd

ファイル 

sendmail が使用するエラーメッセージログをとるデーモン

/usr/sbin/etrn

ファイル 

クライアント側リモートメールキューを起動するための Perl スクリプト 

/usr/dt/bin/dtmail

ファイル 

CDE メールユーザーエージェント 

/var/mail/mailbox1/var/mail/mailbox2

ファイル 

配信されたメールのメールボックス 

/var/spool/clientmqueue

ディレクトリ  

クライアントデーモンによって配信されるメールの記憶領域 

/var/spool/mqueue

ディレクトリ 

マスターデーモンによって配信されるメールの記憶領域  

$OPENWINHOME/bin/mailtool

ファイル 

ウィンドウベースのメールユーザーエージェント 

/var/run/sendmail.pid

ファイル 

リスニングデーモンの PID を表示するファイル