Solaris のシステム管理 (資源管理とネットワークサービス)

資源制御値に対応付けられたアクション

資源制御に設定された各しきい値に対して、1 つ以上のアクションを対応付けることができます。

実装上の制限により、しきい値に設定できるアクションは、各制御のグローバルプロパティによって制限されます。次の表に、使用できるシグナルアクションを示します。シグナルの詳細については、signal (3HEAD) を参照してください。

表 8-2 資源制御値に使用できるシグナル

シグナル 

注 

SIGABRT 

 

SIGHUP 

 

SIGTERM 

 

SIGKILL 

 

SIGSTOP 

 

SIGXRES 

 

SIGXFSZ 

RCTL_GLOBAL_FILE_SIZE プロパティ (process.max-file-size ) を持つ資源制御だけで使用可能。詳細は rctlblk_set_value(3C) を参照

SIGXCPU 

RCTL_GLOBAL_CPUTIME プロパティ (process.max-cpu-time ) を持つ資源制御だけで使用可能。詳細は rctlblk_set_value(3C) を参照