/etc/inet/slp.conf ファイルは、SLP デーモンを再起動するたびにすべての SLP 動作を定義して起動します。構成ファイルは次の要素から成ります。
構成プロパティ
コメント行と注釈
net.slp.isDA や net.slp.DAHeartBeat などのすべての基本的な SLP プロパティは、次の書式で名前が付けられています。
net.slp.<keyword> |
SLP の動作は、slp.conf ファイル内のプロパティの値またはプロパティの組み合わせによって定義されます。プロパティは、SLP 構成ファイル内でキーと値の対で構成されています。次の例に示すように、キーと値の対は、プロパティ名とその設定値で構成されています。
<property name>=<value> |
各プロパティのキーはプロパティ名です。値はプロパティに、数値 (間隔または時間)、真偽の状態、または文字列値のパラメータを設定します。プロパティの値は次のデータ型の 1 つで構成されます。
真偽設定 (ブール型)
整数
整数のリスト
文字列
文字列のリスト
slp.conf ファイルにコメントを追加して、その行の性質および機能を説明できます。コメント行はファイルに任意に書き込めるので、管理する上で役立ちます。
構成ファイル内の設定には、大文字と小文字の区別がありません。詳細は、Guttman, Erik, James Kempf, Charles Perkins 著、Internet Engineering Task Force (IETF) 発行の『Service Templates and service: scheme RFC 2609』を参照してください。(http://www.ietf.org/rfc/rfc2609.txt )