Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)

例 — cnt ポリシーを設定する

cnt ポリシーを設定すると、監査パーティションがいっぱいになっても、プロセスはブロックされません。パーティションがいっぱいになると、レコードは破棄されます。ただし、監査プロセスがイベントを記録していない場合でも、システムは引き続き動作します。セキュリティを重視する場合は、cnt ポリシーは設定しないでください。ファイルシステムがいっぱいになると、イベントが記録されないことがあるためです。

次のコマンドを実行すると、cnt ポリシーが有効になります。


# auditconfig -setpolicy +cnt

サイトのセキュリティを確保するには、適切な起動ファイルの cnt ポリシーを有効にする必要があります。