|
| Sun ONE Application Server 7 サーバーアプリケーションの移行および再配備 |
本書についてこの『サーバーアプリケーションの移行および再配備 』では、以前のバージョンの Sun ONE Application Server (従来の名称は「iPlanet Application Server」) から Sun ONE Application Server 7 への J2EE アプリケーション移行方法を説明します。
さらに、NetDynamics と Netscape Application Server (NAS) のアプリケーションを Sun ONE Application Server 7 へ移行する方法も説明します。
このマニュアルは、移行の詳細を知る必要があるシステム管理者、ネットワーク管理者、アプリケーションサーバー管理者、および Web 開発者を対象にしています。
前提事項
このマニュアルでは、次の項目について熟知していることを前提とします。
- HTML
- アプリケーションサーバー
- クライアント/サーバープログラミングモデル
- インターネットおよび WWW (World Wide Web)
- Windows 2000 または Solaris [TM] オペレーティングシステム、あるいはその両方
- Java プログラミング
- EJB および JSP (Java Server Pages) の仕様に定義されている Java API
- Java Database Connectivity (JDBC)
- SQL などの構造化データベースクエリ言語
- リレーショナルデータベースの概念
- デバッグ、ソースコード制御を含むソフトウェア開発プロセス
マニュアルの構成
このマニュアルの構成は次のとおりです。
- Sun ONE Application Server 7 について - Sun ONE Application Server 7 のアーキテクチャ、J2EE 標準間の変更点、およびこのバージョンと以前のバージョンの Sun ONE Application Server の導入アプリケーションの違いについての説明
- 移行と再配備 - 移行の必要があるアプリケーションコンポーネントとその理由、および移行したアプリケーションの再配備プロセスの説明
- 移行に関する注意事項および手法 - 競合するプラットフォーム、および以前のバージョンの Sun ONE Application Server からアプリケーションを移行する際の注意事項と、その方法についての説明。また、移行プロセス全体の説明に使用するサンプルアプリケーションを掲載
- 移行の自動化 - 競合するプラットフォーム、および以前のバージョンの Sun ONE Application Server からアプリケーションを移行する際に使用できる自動化ツールについての説明
- 移行したアプリケーションの再配備 - 移行したアプリケーションがどのように Sun ONE Application Server に再配備されるかについての説明
マニュアルの表記規則
ファイルとディレクトリのパスは、Windows の形式で表記されます (ディレクトリ名を円記号で区切って表記)。UNIX バージョンでは、ディレクトリパスについては Windows と同じですが、ディレクトリの区切りには円記号ではなくスラッシュが使われます。
このマニュアルでは次のような URL 形式を使います。http://server.domain/path/file.html
- server はアプリケーションを実行するサーバー名
- domain はインターネットのドメイン名
- path は、サーバー上のディレクトリ構造
- file は個々のファイル名
次の表は、Sun ONE のマニュアルで採用しているフォントの規約です。