Solaris のシステム管理 (資源管理とネットワークサービス)

makemap の変更点

makemap コマンドを実行すると、sendmail 用にキー付きのデータベースファイルが作成されます。次の表では、makemap の新しいオプションについて説明しています。 オプションを宣言する場合には、次の構文を使用します。


makemap options class filename

この構文を使用するときには、次のことに注意してください。

表 27–24 makemap の新しいオプション

オプション 

説明 

-C

TrustedUser オプションの検出に、指定した sendmail 構成ファイルを使用する

-c

指定した hash および btree のキャッシュサイズを使用する

-e

RHS (right-hand side) から空の値を使用することを許可する 

-l

サポートされているマップのタイプをリストする 

-t

空白ではなく、別の区切り記号を指定する 

-u

データベースの内容を標準出力にダンプ (マップ形式を元に戻す) する 


注 –

makemaproot として実行すると、生成されたマップの所有権は、構成ファイル sendmail で指定したように、自動的に TrustedUser に変更されます。TrustedUser オプションの詳細については、表 27–2 を参照してください。


詳細は、makemap(1M) のマニュアルページを参照してください。