Solaris のシステム管理 (資源管理とネットワークサービス)

rloginrcp を使用してローカルファイルをリモートシステムにコピーする

次の例では、rlogin コマンドの実行後に rcp 操作が実行され、ローカルファイルをリモートディレクトリにコピーしています。操作の流れは前に示した例と同じですが、リモートログインによりパスが変更になります。


earth(/home/smith): rlogin pluto
.
.
.
pluto(/home/jones): rcp ~/notice.doc .

現在のユーザーのホームディレクトリはローカルシステム上にありますが、「~」記号によりそのディレクトリが表されます。ユーザーはリモートシステムにログインしているので、「.」記号はリモートシステム上の作業用ディレクトリを表します。次の構文を使用しても同じ操作を実行します。


pluto(/home/jones): rcp earth:/home/smith/notice.doc /home/jones