Solaris ボリュームマネージャの管理

ディスクセットにホストを追加するには

Solaris ボリュームマネージャは、ディスクセット当たり最大で 4 つのホストをサポートします。この手順では、1 つのホストがすでに接続されているディスクセットに別のホストを追加する手順について説明します。

  1. ディスクセットの背景情報を確認します。

  2. 次のどちらかの方法でディスクセットにホストを追加します。

    • Solaris 管理コンソール内の「拡張ディスク」から「ディスクセット (Disk Sets)」ノードを開き、変更するディスクセットを選択します。変更するディスクセットを右クリックして、「プロパティ (Properties)」を選択します。 「ホスト (Hosts)」タブを選択し、「ホストを追加 (Add Host)」をクリックして、ウィザードの指示に従ってホストを追加します。詳細は、オンラインヘルプを参照してください。

    • コマンド行から次の形式の metaset コマンドを実行して、ディスクセットにホストを追加します。

      metaset [-s diskset-name] [-a] [-h hostname]
      -s diskset-name

      metaset コマンドが使用するディスクセットの名前です。

      -a

      ディスクセットにドライブを追加することを意味します。

      -h hostname

      ディスクセットに追加する 1 つまたは複数のホスト名を指定します。最初のホストを追加すると、ディスクセットが作成されます。ホスト名は、/etc/nodename ファイルに指定されている名前と同じでなければなりません。

      詳細は、metaset のマニュアルページ (metaset(1M)) を参照してください。

  3. オプションを指定せずに metaset コマンドを実行して、ホストがディスクセットに追加されていることを確認します。


    # metaset
    

例 —ディスクセットに別のホストを追加する


# metaset -s blue -a -h idiom
# metaset -s blue
Set name = blue, Set number = 1
 
Host                Owner
  lexicon                Yes
  idiom
 
Drive               Dbase
  c1t6d0             Yes 
  c2t6d0             Yes 

この例では、ディスクセット blue にホスト idiom を追加します。