IPsec と IKE の管理

仮想プライベートネットワーク

IPsec を使用して、VPN (仮想プライベートネットワーク) を構築できます。 IPsec を使用するためには、インターネットインフラストラクチャを使用してイントラネットを作成します。たとえば、それぞれのネットワークとともに独立したオフィスを持つ組織があって、オフィス間が VPN テクノロジで接続されている場合、IPsec を利用すれば、2 つのオフィス間でトラフィックを安全にやりとりできます。

図 1–3 は、ネットワークシステムに配置した IPsec で、2 つのオフィスがインターネットを利用して VPN を形成する方法を示します。

図 1–3 仮想プライベートネットワーク

この図では、オフィス 1 とオフィス 2 が hme0 インタフェースを使って相互に通信します。各オフィスは、内部の通信に hme1 を使用します。

セットアップ手順については、仮想プライベートネットワークを構築する方法を参照してください。