乱数発生関数がすでにある場合は、それを使用してください。ない場合は、Solaris の /dev/random デバイスを入力として od コマンドを実行することができます。詳細は、od(1) のマニュアルページを参照してください。
ランダムなキーを生成します。
Solaris システムでは、od コマンドを使用できます。
# od -X -A n file |
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-x |
8 進数ダンプを 16 進数形式で表示する。16 進数形式はキー情報を表すのに役立つ。16 進数を 4 文字単位で表示する |
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-X |
8 進数ダンプを 16 進数形式で表示する。16 進数を 8 文字単位で表示する |
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–A n |
表示から入力オフセットベースを取り除く |
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file |
乱数のソース |
たとえば、次のコマンドを入力すると、16 進数の乱数がそれぞれ次のように表示されます。
# od -X -A n /dev/random | head -2
d54d1536 4a3e0352 0faf93bd 24fd6cad
8ecc2670 f3447465 20db0b0c c83f5a4b
# od -x -A n /dev/random | head -2
34ce 56b2 8b1b 3677 9231 42e9 80b0 c673
2f74 2817 8026 df68 12f4 905a db3d ef27
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これらの乱数を組み合わせて、適切な長さのキーを作成します。
同じ行にある乱数間のスペースを取り除き、32 文字のキーを作成します。32 文字キーの長さは 128 ビットです。SPI の場合は、8 文字の乱数 1 個を使用できます。