IPsec と IKE の管理

IKE の実装 (作業マップ)

表 4–1 IKE の実装 (作業マップ)

作業 

説明 

参照先 

事前共有鍵による IKE の設定 

有効な IKE ポリシーファイルと ike.preshared ファイルを作成する。また、システムをブートして IKE によって生成された鍵を使用する前に、IPsec ファイルも設定する

事前共有鍵による IKE の設定方法

実行中の IKE システムでの事前共有鍵の更新 

IKE 権限レベルをチェックし、通信するシステムの最新キー情報に応じて ipseckeys ファイルを編集する

既存の事前共有鍵を更新する方法

実行中の IKE システムへの事前共有鍵の追加 

IKE 権限レベルをチェックし、通信するシステムの最新キー情報に応じて ikeadm コマンドを実行する

新しい事前共有鍵を追加する方法

自己署名付き公開鍵証明書による IKE の設定 

ikecert certlocal -ks コマンドを指定して自己署名付き証明書を作成し、ikecert certdb コマンドを指定して通信するシステムからの公開鍵を追加する

自己署名付き公開証明書による IKE の設定方法

PKI 認証局による IKE の設定 

ikecert certlocal -kc コマンドから PKI 機関に出力を送信し、その機関からの公開鍵、CA、CRL を格納する

認証局による署名付き公開鍵による IKE の設定方法

CA 無効リストの更新 

一元的なディストリビューションポイントを通して PKI 機関の CRL にアクセスする 

証明書無効リストにアクセスする方法

IKE に対する Sun Crypto Accelerator 1000 カードの使用 

このデバイスのために PKCS#11 ライブラリへのパスを設定する 

IKE で Sun Crypto Accelerator 1000 カードを使用する方法