この章では、Solaris 9 ソフトウェアのメディアキットに含まれる主な DVD メディアおよび CD メディアについて説明します。
次の表に、Solaris 9 リリースの主な DVD メディアおよび CD メディアのリストを示します。製品には、英語、その他の言語、およびロケールソフトウェアの DVD メディアまたは CD メディアが入ったマルチリンガル版メディアキットが入っています。
表 38–1 SPARC: MULTILINGUAL DVD メディア
DVD タイトル |
説明 |
---|---|
Solaris 9 DVD (SPARC 版) |
次のものが入っています。
ディレクトリ構造については 図 38–1 を参照してください。 |
表 38–2 SPARC: MULTILINGUAL CD メディア
CD タイトル |
説明 |
---|---|
Solaris 9 INSTALLATION (MULTILINGUAL) CD (SPARC 版) |
Solaris ソフトウェアおよびすべての部分ロケールをインストールするスクリプトおよびローカライズされたインストーラが入っています。ディレクトリ構造については、図 38–2 を参照してください。 |
Solaris 9 SOFTWARE 1 of 2 CD (SPARC 版) |
Solaris 製品のインストールに必要なソフトウェア、ツール、および構成情報が入っています。ディレクトリ構造については、図 38–3 を参照してください。 |
Solaris 9 SOFTWARE 2 of 2 CD (SPARC 版) |
次のものが入っています。
ディレクトリ構造については、図 38–4 を参照してください。 必要があれば、インストールプログラムによってこの CD を求めるプロンプトが表示されます。 |
Solaris 9 LANGUAGES CD (SPARC 版) |
ローカライズされたインタフェースソフトウェアとマニュアルが入っています。ディレクトリ構造については、図 38–5を参照してください。 特定の地域の言語をサポートするために必要な場合、インストールプログラムによってこの CD を求めるプロンプトが表示されます。 |
Solaris 9 DOCUMENTATION 1 of 2 CD |
英語およびヨーロッパ言語の Solaris マニュアルセットが入っています。 |
Solaris 9 DOCUMENTATION 2 of 2 CD |
アジア言語 (日本語を含む) の Solaris マニュアルセットが入っています。 |
この節では、各 DVD と CD のディレクトリ構造について説明します。
Solaris 9 DVD (SPARC 版) のディレクトリ構造は以下のとおりです。
スライス 0 (s0) には、Copyright と Solaris_9 ディレクトリが入っています。Solaris_9 ディレクトリには、Solaris 9 ソフトウェア製品のインストールに必要なツール、ソフトウェア、および構成情報が入っています。Solaris_9 ディレクトリには、次のディレクトリが含まれます。
ExtraValue – 次の 2 つのサブディレクトリが入っています。
CoBundled – Solaris オペレーティング環境には含まれないが、サポート対象の Solaris 製品 (Solaris Web Start Wizards SDK 3.0.1 および SunScreen 3.2)
EarlyAccess – サポート対象外の評価用ソフトウェア
Misc – JumpStart のソフトウェアとファイル (rules ファイル、check スクリプト、プロファイル、begin スクリプト、finish スクリプトなど) を含む jumpstart_sample ディレクトリ
Patches – このリリースの時点で入手可能なすべての Solaris 9 パッチ
Product – Solaris 9 パッケージと制御ファイル
Tools – Solaris 9 インストールツール。次のものが入っています。
Boot サブディレクトリ - Solaris 9 ミニルートが入っています。
スクリプト add_install_client、dial、rm_install_client、および setup_install_server
Installers サブディレクトリ - Solaris Live Upgrade および Solaris 9 SOFTWARE 2 of 2 CD (SPARC 版) のインストールに使用するインストーラおよびサポートされる JavaTM クラスファイルが入っています。Solaris Live Upgrade は Solaris ソフトウェアをインストールするときに自動的にインストールされます。しかし、Solaris 9 より前のリリースから Solaris Live Upgrade を使用して Solaris 9 リリースにアップグレードするには、まず、これらのパッケージを現在の Solaris リリースにインストールする必要があります。Solaris Live Upgrade をインストールする方法については、Solaris Live Upgrade をインストールする方法を参照してください。
1of2_Doc_CD – 英語およびヨーロッパ言語のマニュアル
2of2_Doc_CD – アジア言語のマニュアル
スライス 1 (s1) には、Solaris 9 ミニルートが入っています。
次に、Solaris 9 INSTALLATION (MULTILINGUAL) CD (SPARC 版) または Solaris 9 INSTALLATION CD (SPARC 版) のディレクトリ構造を示します。
multi_icd_sol_sparc ディレクトリには、Solaris ソフトウェアのインストール用スクリプト、および Solaris 9 ミニルート用の Boot サブディレクトリが入っています。ディレクトリおよびスクリプトには、次のものが入っています。
スライス 0 (s0) には、Solaris ソフトウェアをインストールするスクリプトと、Solaris ミニルートが入っている Boot サブディレクトリが入っています。次のようなスクリプトが入っています。
add_install_client
modify_install_server
rm_install_client
スライス 1 (s1) には、Solaris 9 ミニルートが入っています。
次に、Solaris 9 SOFTWARE CD (SPARC 版) のディレクトリ構造を示します。
スライス 0 (s0) には、Copyright と Solaris_9 ディレクトリが入っています。Solaris_9 ディレクトリには、Solaris 9 ソフトウェア製品 (コアシステムサポート、エンドユーザーシステムサポートのソフトウェアグループなど) をインストールするために必要な最低限のツール、ソフトウェア、および構成情報が入っています。Solaris_9 ディレクトリには、次のディレクトリが含まれます。
Docs – 空のディレクトリ
Misc – JumpStart のソフトウェアとファイル (rules ファイル、check スクリプト、プロファイル、begin スクリプト、finish スクリプトなど) を含む jumpstart_sample ディレクトリ
Patches – Solaris 9 SOFTWARE 1 of 2 CD (SPARC 版) が作成された時点で入手可能なすべての Solaris 9 パッチ
Product – Solaris 9 パッケージと制御ファイル
Tools – Solaris 9 インストールツール (add_install_client、dial、rm_install_client、setup_install_server など)
スライス 1 (s1) には、Solaris 9 ミニルートが入っています。
次の図に、Solaris 9 SOFTWARE 2 of 2 CD (SPARC 版) のディレクトリ構造を示します。
sol_9_sparc_2 ディレクトリには、Copyright、Solaris Web Start installer、および Solaris_9 ディレクトリが入っています。Solaris_9 ディレクトリには、次のものが入っています。
ExtraValue – 次の 2 つのサブディレクトリが入っています。
CoBundled – Solaris オペレーティング環境には含まれないが、サポート対象の Solaris 製品
EarlyAccess – サポート対象外の評価用ソフトウェア
Product – 開発者システムサポート、全体ディストリビューション、および 全体ディストリビューションと OEM サポートのソフトウェアグループ用パッケージの一部
Tools – Solaris 9 インストールツール。次のものが入っています。
add_to_install_server スクリプト
Installers サブディレクトリ - Solaris Live Upgrade および Solaris 9 SOFTWARE 2 of 2 CD (SPARC 版) のインストールに使用するインストーラおよびサポートされる Java クラスファイルが入っています。Solaris Live Upgrade は Solaris ソフトウェアをインストールするときに自動的にインストールされます。しかし、Solaris 9 より以前のリリースから Solaris Live Upgrade を使用して Solaris 9 リリースにアップグレードするには、まず、これらのパッケージを現在の Solaris リリースにインストールする必要があります。Solaris Live Upgrade をインストールする方法については、Solaris Live Upgrade をインストールする方法を参照してください。
次の図に、Solaris 9 LANGUAGES CD (SPARC 版) のディレクトリ構造を示します。
sol_9_lang_sparc ディレクトリには、Solaris の言語ソフトウェアとロケールソフトウェアをインストールする Solaris Web Start インストーラが入っています。sol_9_lang_sparc ディレクトリには次のディレクトリが入っています。
components – ロケールパッケージ (簡体字中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、スペイン語、スウェーデン語、繁体字中国語、香港版繁体字中国語)、およびすべてのロケールで共有されるパッケージが入っています。
Copyright – 著作権ページ
installer – Solaris Web Start インストーラ
Tools – 結合されたインストールイメージを作成するための add_to_install_server スクリプト
ロケールソフトウェアについての詳細は、『国際化対応言語環境の利用ガイド』を参照してください。
次に、Solaris 9 (x86 版) の主な DVD および CD メディアの内容を示します。製品には、英語、その他の言語、およびロケールソフトウェアの DVD メディアまたは CD メディアが入ったマルチリンガル版メディアキットが入っています。
表 38–3 x86: MULTILINGUAL DVD メディア
DVD タイトル |
説明 |
---|---|
Solaris 9 DVD (x86 版) |
次のものが入っています。
ディレクトリ構造については、図 38–6 を参照してください。 |
表 38–4 x86: MULTILINGUAL CD メディア
CD タイトル |
説明 |
---|---|
Solaris 9 INSTALLATION (MULTILINGUAL) CD (x86 版) |
Solaris ソフトウェアおよびすべての部分ロケールをインストールするスクリプトおよびローカライズされたインストーラが入っています。これには、さまざまな構成作業とブート作業に使用する Solaris 9 Device Configuration Assistant が含まれます。ディレクトリ構造については、図 38–7 を参照してください。 |
Solaris 9 SOFTWARE 1 of 2 CD (x86 版) |
Solaris 製品のインストールに必要なソフトウェア、ツール、および構成情報が入っています。これには、さまざまな構成作業とブート作業に使用する Solaris 9 Device Configuration Assistant が含まれます。ディレクトリ構造については、図 38–8 を参照してください。 |
Solaris 9 SOFTWARE 2 of 2 CD (x86 版) |
次のものが入っています。
ディレクトリ構造については、図 38–9 を参照してください。 必要があれば、インストールプログラムによってこの CD を求めるプロンプトが表示されます。 |
Solaris 9 LANGUAGES CD (x86 版) |
ローカライズされたインタフェースソフトウェアとマニュアルが入っています。ディレクトリ構造については、図 38–10 を参照してください。 特定の地域の言語をサポートするために必要な場合、インストールプログラムによってこの CD を求めるプロンプトが表示されます。 |
Solaris 9 DOCUMENTATION 1 of 2 CD |
英語およびヨーロッパ言語の Solaris マニュアルセットが入っています。 |
Solaris 9 DOCUMENTATION 2 of 2 CD |
アジア言語 (日本語を含む) の Solaris マニュアルセットが入っています。 |
この節では、各 DVD と CD のディレクトリ構造について説明します。
次に、Solaris 9 DVD (x86 版) のディレクトリ構造を示します。
スライス 0 (s0) には、Solaris 9 ミニルートが入っています。
スライス 2 (s2) には、Copyright と Solaris_9 ディレクトリが入っています。Solaris_9 ディレクトリには、Solaris 9 ソフトウェア製品のインストールに必要なツール、ソフトウェア、および構成情報が入っています。スライス 2 には、次のディレクトリが入っています。
ExtraValue – 次の 2 つのサブディレクトリが入っています。
CoBundled – Solaris オペレーティング環境には含まれないが、サポート対象の Solaris 製品 (Solaris Web Start Wizards SDK 3.0.1 および SunScreen 3.2)
EarlyAccess – サポート対象外の評価用ソフトウェア
Misc – JumpStart のソフトウェアとファイル (rules ファイル、check スクリプト、プロファイル、begin スクリプト、finish スクリプトなど) を含む jumpstart_sample ディレクトリ
Patches – このリリースの時点で入手可能なすべての Solaris 9 パッチ
Product – Solaris 9 パッケージと制御ファイル
Tools – Solaris 9 インストールツール。次のものが入っています。
Boot サブディレクトリ - Solaris 9 ミニルートが入っています。
スクリプト add_install_client、dial、rm_install_client、および setup_install_server
Installers サブディレクトリ - Solaris Live Upgrade および Solaris 9 SOFTWARE 2 of 2 CD (x86 版) のインストールに使用するインストーラおよびサポートされる Java クラスファイルが入っています。Solaris Live Upgrade は Solaris ソフトウェアをインストールするときに自動的にインストールされます。しかし、Solaris 9 より前のリリースから Solaris Live Upgrade を使用して Solaris 9 リリースにアップグレードするには、まず、これらのパッケージを現在の Solaris リリースにインストールする必要があります。Solaris Live Upgrade をインストールする方法については、Solaris Live Upgrade をインストールする方法を参照してください。
d1_image サブディレクトリ - フロッピーディスクにコピー可能な Solaris 9 Device Configuration Assistant ソフトウェアが入っています。
1of2_Doc_CD – 英語およびヨーロッパ言語のマニュアル
2of2_Doc_CD – アジア言語のマニュアル
次に、Solaris 9 INSTALLATION (MULTILINGUAL) CD (x86 版) または Solaris 9 INSTALLATION CD (x86 版) のディレクトリ構造を示します。
multi_icd_sol_9_x86 ディレクトリには、Solaris ソフトウェアのインストール用スクリプト、および Solaris 9 ミニルート用の Boot サブディレクトリが入っています。ディレクトリおよびスクリプトには、次のものが入っています。
スライス 0 (s0) には、Solaris 9 ミニルートが入っています。
スライス 2 (s2) には、Solaris ソフトウェアをインストールするスクリプトと、Solaris ミニルートが入っている Boot サブディレクトリが入っています。次のようなスクリプトが入っています。
add_install_client
modify_install_server
rm_install_client
次に、Solaris 9 SOFTWARE CD (x86 版) のディレクトリ構造を示します。
スライス 0 (s0) には、Solaris 9 ミニルートが入っています。
スライス 2 (s2) には、Copyright と Solaris_9 ディレクトリが入っています。Solaris_9 ディレクトリには、Solaris 9 ソフトウェア製品 (コアシステムサポート、エンドユーザーシステムサポートのソフトウェアグループなど) をインストールするために必要な最低限のツール、ソフトウェア、および構成が入っています。Solaris_9 ディレクトリには、次のディレクトリが含まれます。
Docs – 空のディレクトリ
Misc – JumpStart のソフトウェアとファイル (rules ファイル、check スクリプト、プロファイル、begin スクリプト、finish スクリプトなど) を含む jumpstart_sample ディレクトリ
Patches – Solaris 9 SOFTWARE 1 of 2 CD (x86 版) の作成時点で入手可能なすべての Solaris 9 パッチ
Product – Solaris 9 パッケージと制御ファイル
Tools – Solaris 9 インストールツール (boot ミニルート、add_install_client、dial、rm_install_client、setup_install_server など)
次に、Solaris 9 SOFTWARE 2 of 2 CD (x86 版) のディレクトリ構造を示します。
sol_9_x86_2 ディレクトリには、Copyright、Solaris Web Start installer、および Solaris_9 ディレクトリが入っています。Solaris_9 ディレクトリには次のものが入っています。
ExtraValue – 次の 2 つのサブディレクトリが入っています。
CoBundled – Solaris オペレーティング環境には含まれないが、サポート対象の Solaris 製品
EarlyAccess – サポート対象外の評価用ソフトウェア
Product – 開発者システムサポート、全体ディストリビューションおよび全体ディストリビューションと OEM サポートのソフトウェアグループ用パッケージの一部
Tools – このディレクトリには次のものが入っています。
add_to_install_server スクリプト
Installer サブディレクトリ - Solaris Live Upgrade および Solaris 9 SOFTWARE 2 of 2 CD (x86 版) のインストールに使用するインストーラおよびサポートされる Java クラスファイルが入っています。Solaris Live Upgrade は Solaris ソフトウェアをインストールするときに自動的にインストールされます。しかし、Solaris 9 より前のリリースから Solaris Live Upgrade を使用して Solaris 9 リリースにアップグレードするには、まず、これらのパッケージを現在の Solaris リリースにインストールする必要があります。Solaris Live Upgrade をインストールする方法については、Solaris Live Upgrade をインストールする方法を参照してください。
d1_image サブディレクトリ - フロッピーディスクにコピー可能な Solaris 9 Device Configuration Assistant ソフトウェアが入っています。
次の図に、Solaris 9 LANGUAGES CD (x86 版) のディレクトリ構造を示します。
sol_9_lang_x86 ディレクトリには、Solaris の言語ソフトウェアとロケールソフトウェアをインストールする Solaris Web Start プログラムが入っています。デフォルトディレクトリに 9 つの言語をインストールすることも、あるいは特定の言語をインストールすることもできます。sol_9_lang_x86 ディレクトリには、次のディレクトリが入っています。
Components – ロケールパッケージ (簡体字中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、スペイン語、スウェーデン語、繁体字中国語、香港版繁体字中国語)、およびすべてのロケールで共有されるパッケージが入っています。
Copyright – 著作権ページ
installer – Web Start インストーラ
Tools – インストールサーバーを作成するための add_to_install_server スクリプト
ロケールソフトウェアについての詳細は、『国際化対応言語環境の利用ガイド』を参照してください。