この節では、各 DVD と CD のディレクトリ構造について説明します。
次に、Solaris 9 DVD (x86 版) のディレクトリ構造を示します。
スライス 0 (s0) には、Solaris 9 ミニルートが入っています。
スライス 2 (s2) には、Copyright と Solaris_9 ディレクトリが入っています。Solaris_9 ディレクトリには、Solaris 9 ソフトウェア製品のインストールに必要なツール、ソフトウェア、および構成情報が入っています。スライス 2 には、次のディレクトリが入っています。
ExtraValue – 次の 2 つのサブディレクトリが入っています。
CoBundled – Solaris オペレーティング環境には含まれないが、サポート対象の Solaris 製品 (Solaris Web Start Wizards SDK 3.0.1 および SunScreen 3.2)
EarlyAccess – サポート対象外の評価用ソフトウェア
Misc – JumpStart のソフトウェアとファイル (rules ファイル、check スクリプト、プロファイル、begin スクリプト、finish スクリプトなど) を含む jumpstart_sample ディレクトリ
Patches – このリリースの時点で入手可能なすべての Solaris 9 パッチ
Product – Solaris 9 パッケージと制御ファイル
Tools – Solaris 9 インストールツール。次のものが入っています。
Boot サブディレクトリ - Solaris 9 ミニルートが入っています。
スクリプト add_install_client、dial、rm_install_client、および setup_install_server
Installers サブディレクトリ - Solaris Live Upgrade および Solaris 9 SOFTWARE 2 of 2 CD (x86 版) のインストールに使用するインストーラおよびサポートされる Java クラスファイルが入っています。Solaris Live Upgrade は Solaris ソフトウェアをインストールするときに自動的にインストールされます。しかし、Solaris 9 より前のリリースから Solaris Live Upgrade を使用して Solaris 9 リリースにアップグレードするには、まず、これらのパッケージを現在の Solaris リリースにインストールする必要があります。Solaris Live Upgrade をインストールする方法については、Solaris Live Upgrade をインストールする方法を参照してください。
d1_image サブディレクトリ - フロッピーディスクにコピー可能な Solaris 9 Device Configuration Assistant ソフトウェアが入っています。
1of2_Doc_CD – 英語およびヨーロッパ言語のマニュアル
2of2_Doc_CD – アジア言語のマニュアル
次に、Solaris 9 INSTALLATION (MULTILINGUAL) CD (x86 版) または Solaris 9 INSTALLATION CD (x86 版) のディレクトリ構造を示します。
multi_icd_sol_9_x86 ディレクトリには、Solaris ソフトウェアのインストール用スクリプト、および Solaris 9 ミニルート用の Boot サブディレクトリが入っています。ディレクトリおよびスクリプトには、次のものが入っています。
スライス 0 (s0) には、Solaris 9 ミニルートが入っています。
スライス 2 (s2) には、Solaris ソフトウェアをインストールするスクリプトと、Solaris ミニルートが入っている Boot サブディレクトリが入っています。次のようなスクリプトが入っています。
add_install_client
modify_install_server
rm_install_client
次に、Solaris 9 SOFTWARE CD (x86 版) のディレクトリ構造を示します。
スライス 0 (s0) には、Solaris 9 ミニルートが入っています。
スライス 2 (s2) には、Copyright と Solaris_9 ディレクトリが入っています。Solaris_9 ディレクトリには、Solaris 9 ソフトウェア製品 (コアシステムサポート、エンドユーザーシステムサポートのソフトウェアグループなど) をインストールするために必要な最低限のツール、ソフトウェア、および構成が入っています。Solaris_9 ディレクトリには、次のディレクトリが含まれます。
Docs – 空のディレクトリ
Misc – JumpStart のソフトウェアとファイル (rules ファイル、check スクリプト、プロファイル、begin スクリプト、finish スクリプトなど) を含む jumpstart_sample ディレクトリ
Patches – Solaris 9 SOFTWARE 1 of 2 CD (x86 版) の作成時点で入手可能なすべての Solaris 9 パッチ
Product – Solaris 9 パッケージと制御ファイル
Tools – Solaris 9 インストールツール (boot ミニルート、add_install_client、dial、rm_install_client、setup_install_server など)
次に、Solaris 9 SOFTWARE 2 of 2 CD (x86 版) のディレクトリ構造を示します。
sol_9_x86_2 ディレクトリには、Copyright、Solaris Web Start installer、および Solaris_9 ディレクトリが入っています。Solaris_9 ディレクトリには次のものが入っています。
ExtraValue – 次の 2 つのサブディレクトリが入っています。
CoBundled – Solaris オペレーティング環境には含まれないが、サポート対象の Solaris 製品
EarlyAccess – サポート対象外の評価用ソフトウェア
Product – 開発者システムサポート、全体ディストリビューションおよび全体ディストリビューションと OEM サポートのソフトウェアグループ用パッケージの一部
Tools – このディレクトリには次のものが入っています。
add_to_install_server スクリプト
Installer サブディレクトリ - Solaris Live Upgrade および Solaris 9 SOFTWARE 2 of 2 CD (x86 版) のインストールに使用するインストーラおよびサポートされる Java クラスファイルが入っています。Solaris Live Upgrade は Solaris ソフトウェアをインストールするときに自動的にインストールされます。しかし、Solaris 9 より前のリリースから Solaris Live Upgrade を使用して Solaris 9 リリースにアップグレードするには、まず、これらのパッケージを現在の Solaris リリースにインストールする必要があります。Solaris Live Upgrade をインストールする方法については、Solaris Live Upgrade をインストールする方法を参照してください。
d1_image サブディレクトリ - フロッピーディスクにコピー可能な Solaris 9 Device Configuration Assistant ソフトウェアが入っています。
次の図に、Solaris 9 LANGUAGES CD (x86 版) のディレクトリ構造を示します。
sol_9_lang_x86 ディレクトリには、Solaris の言語ソフトウェアとロケールソフトウェアをインストールする Solaris Web Start プログラムが入っています。デフォルトディレクトリに 9 つの言語をインストールすることも、あるいは特定の言語をインストールすることもできます。sol_9_lang_x86 ディレクトリには、次のディレクトリが入っています。
Components – ロケールパッケージ (簡体字中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、スペイン語、スウェーデン語、繁体字中国語、香港版繁体字中国語)、およびすべてのロケールで共有されるパッケージが入っています。
Copyright – 著作権ページ
installer – Web Start インストーラ
Tools – インストールサーバーを作成するための add_to_install_server スクリプト
ロケールソフトウェアについての詳細は、『国際化対応言語環境の利用ガイド』を参照してください。