シングルユーザーモードで MU をインストールする場合は、終了時に exit コマンドを使用しないでください。reboot コマンドを使用してください。reboot コマンドではなく exit コマンドを使用すると、次の問題が発生します。
システムが init 3 の状態になり、システムがリブートされるまでログインできない
システムがリブートされるまで、他のユーザーもログインできない
ユーザーやプロセスがログインしようとすると、pam_projects.so.1 モジュールがコアダンプする。次のメッセージが表示される
NOTICE: core_log: in.rshd[1479] core dumped: /var/crash/core.in.rshd.1479 |
プロセスが pam_projects.so.1 モジュールにアクセスしようとすると、システムコンソールに「load module」メッセージが表示される。次のようなメッセージが表示される
cron[1433]: load_modules: can not open module /usr/lib/security/pam_projects.so.1 |
これらのメッセージは、マルチユーザーモードで MU をインストールした場合にも表示されます。どちらの場合でも、システムをリブートすればメッセージは表示されなくなります。
回避方法: シングルユーザーモードで MU をインストールしたあと exit コマンドを使用してしまった場合は、システムをリブートしてください。
マルチユーザーモードで MU をインストールしたあと exit コマンドを使用してしまった場合で、root ユーザーが 1 人もログインしていないときにも、システムをリブートしてください。