Solaris 9 8/03 ご使用にあたって

x86: e1000g インタフェースで IPv6 を使用すると障害が発生することがある (バグ ID: 4874857)

e1000g インタフェースに IPv6 が構成されたシステムは、リモートマシンからの “Neighbor Solicitation” というメッセージに応答しない可能性があります。その結果、リモートマシンは IPv6 を使用してターゲットシステムと通信することができなくなる可能性があります。

回避方法: 次の手順に従って、IPv6 インタフェースを停止し、再起動してください。

  1. スーパーユーザーになります。

  2. IPv6 インタフェースをシャットダウンします。


    # ifconfig e1000g0 inet6 down
    
  3. IPv6 インタフェースを再起動します。


    # ifconfig e1000g0 inet6 up
    

    リモートシステムから IPv6 インタフェースを使用してターゲットシステムと通信できるようになります。

ifconfig コマンドは IPv6 インタフェースをシャットダウンおよび再起動します。上記のコマンドをシステムのレベル 3 ブートスクリプトに追加すると、上記の手順を自動的に行うことができます。