Solaris のシステム管理 (基本編)

x86: カーネルデバッガ (kadb) を使ってシステムをブートする方法

  1. Type any key to continue プロンプトが表示されている場合は、任意のキーを押してシステムをリブートします。

    あるいは、リセットボタンを使用することもできます。

    システムが停止している場合は、電源スイッチを押してシステムを起動します。

  2. b kadb と入力して、カーネルデバッガをブートします。Enter キーを押します。

    5 秒以内に選択しない場合、システムは自動的に実行レベル 3 でブートします。

  3. システムが実行レベル 3 になっていることを確認します。

    ブートプロセスが正常に終了すると、ログイン画面かログインプロンプトが表示されます。


    hostname console login:
  4. F1 + A を押して、カーネルデバッガにアクセスできることを確認します。

    カーネルデバッガがブートすると、kadb[0]: プロンプトが表示されます。

x86: 例 — カーネルデバッガ (kadb) を使ってシステムをブートする


Type any key to continue
        .
        .
        .
            <<< Current Boot Parameters>>>
Boot path: /pci@0,0/pci-ide@7,1/ide@0/cmdk@0,0:a
Boot args:
Type    b [file-name] [boot-flags] <ENTER>     to boot with options
or      i <ENTER>                              to enter boot interpreter
or      <ENTER>                                to boot with defaults

            <<< timeout in 5 seconds>>>

Select (b)oot or (i)nterpreter: b kadb
        .
        .
        .
naboo console login: (ログイン名とパスワードを入力する)
(F1 + A を押して、カーネルデバッカにアクセスできることを確認する)