Solaris のシステム管理 (基本編)

x86: クラッシュダンプを強制してシステムをリブートする方法

kadb[0]: プロンプトを表示して、クラッシュダンプを強制するには、カーネルデバッガオプション kadb を指定してシステムをブートする必要があります。


注 –

カーネルデバッガ (kadb) に入るにはテキストモードでなければなりません。したがって、まずウィンドウシステムを終了してください。


  1. F1 + A を押します。


    kadb[0]:

    kadb[0]: プロンプトが表示されます。

  2. 次のコマンドを kadb[0]: プロンプトで入力します。


    <F1 + A を押す>
    kadb[0]: vfs_syncall/W ffffffff
    kadb[0]: 0>eip
    kadb[0]: :c
    kadb[0]: :c
    kadb[0]: :c
    

    最初の :c を入力すると、システムはパニックを起こします。そこでもう一度 :c を入力します。システムは再度パニックを起こすため、3 度目の :c を入力し、クラッシュダンプを強制して、システムをリブートします。

    クラッシュダンプがディスクに書き込まれた後、システムはリブートします。

  3. コンソールログインプロンプトでログインして、システムがリブートされていることを確認します。