以下の各節では、このマニュアルで説明している Solaris 9 オペレーティング環境の更新機能について述べます。
新しいパスワード暗号化モジュールについては、ログイン制御の管理を参照してください。
暗号化パスワードのモジュールを指定する方法については、パスワード暗号化のデフォルトアルゴリズムを変更するを参照してください。
パスワードポリシーが Sun ONE Directory Server に適用されます。この変更については、パスワード情報の管理を参照してください。
PAM の新しいバインディング制御フラグについては、PAM 制御フラグを参照してください。
公開ファイルの読み取り専用イベントが監査されなくなりました。auditconfig コマンドに -public オプションを指定して使うと、公開ファイルを監査対象とするかどうかを制御できます。公開ファイルを監査しないようにすれば、監査トレールの量を大幅に減らすことができます。このため、機密性の高いファイルの読み取りイベントが監視しやすくなります。BSM の用語を参照してください。
praudit コマンドで、新しい出力形式 (XML) が使用できるようになりました。XML 形式の出力は、ブラウザを使用して表示できるほか、報告用に XML スクリプトへの入力としても使えます。praudit コマンドの -x オプションについては、praudit コマンドを参照してください。
一連のデフォルトの監査クラスが整理されました。監査メタクラスによって、監査クラスをより微細にグループ化することができます。監査フラグの定義を参照してください。
bsmconv コマンドを使用しても、Stop-A キーの使用が無効化されなくなりました。セキュリティを確保するために、Stop-A イベントが監査されるようになりました。