Solaris 9 12/03 インストールガイド

ブート環境のアクティブ化

新しいブート環境に切り換えてアクティブにする準備ができたら、新しいブート環境をアクティブにしてリブートするだけです。新たに作成したブート環境を初めて起動するとき、ブート環境間でファイルの同期がとられます。ここでいう「同期」とは、前にアクティブであったブート環境のあるシステムファイルやディレクトリを、ブートされているブート環境にコピーすることです。システムをリブートすると、非アクティブなブート環境にインストールした構成がアクティブになります。この時点で、元のブート環境は非アクティブブート環境となります。

図 30–8 に、リブート後に非アクティブなブート環境からアクティブなブート環境に切り替わる様子を示します。

図 30–8 非アクティブなブート環境のアクティブ化

この図は、非アクティブなブート環境のアクティブ化を示しています。