新しいブート環境に切り換えてアクティブにする準備ができたら、新しいブート環境をアクティブにしてリブートするだけです。新たに作成したブート環境を初めて起動するとき、ブート環境間でファイルの同期がとられます。ここでいう「同期」とは、前にアクティブであったブート環境のあるシステムファイルやディレクトリを、ブートされているブート環境にコピーすることです。システムをリブートすると、非アクティブなブート環境にインストールした構成がアクティブになります。この時点で、元のブート環境は非アクティブブート環境となります。
ブート環境をアクティブにする手順については、ブート環境のアクティブ化を参照してください。
アクティブなブート環境と非アクティブなブート環境の同期については、 ブート環境間でのファイルの同期を参照してください。
図 30–8 に、リブート後に非アクティブなブート環境からアクティブなブート環境に切り替わる様子を示します。