表 10–1 に、システム管理作業とそれに伴って必要となるシャットダウンの種類を示します。
表 10–1 システムのシャットダウン
システムシャットダウンの理由 |
適切な実行レベル |
参照先 |
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停電のためシステムの電源を切断する |
実行レベル 0。安全に電源を切れる状態 | |
/etc/system ファイル内のカーネルパラメータを変更する |
実行レベル 6 (システムのリブート) | |
ファイルシステムを保守する (システムデータのバックアップや復元など) |
実行レベル S (シングルユーザーレベル) | |
/etc/system などのシステム構成ファイルを修復する |
システムをブートする場合を参照 |
なし |
システムにハードウェアを追加する (または、システムからハードウェアを削除する) |
再構成用ブート (ハードウェアを追加または削除したら電源を切断する) | |
ブート失敗の原因となっていた重要なシステムファイルを修復する |
システムをブートする場合を参照 |
なし |
カーネルデバッガ (kadb) をブートして、システムの障害を調査する |
実行レベル 0 (可能な場合) | |
ハング状態から回復させ、クラッシュダンプを強制する |
システムをブートする場合を参照 |
なし |
サーバーまたはスタンドアロンシステムのシャットダウンの例については、第 12 章「システムのシャットダウン (手順)」を参照してください。