Solaris 9 4/04 ご使用にあたって

SPARC: ディスクレスクライアントが設定された状態で電源管理が有効な場合、Sun Blade 1000 システムおよび Sun Blade 2000 システムでカーネルがパニックを起こす (バグ ID: 4985416)

Solaris 9 4/04 リリースの Sun BladeTM 1000 システムまたは Sun BladeTM 2000 システムのディスクレスクライアントが設定されている状態で電源管理が有効な場合、カーネルがパニックを起こします。このシステムパニックは、アイドル時間が経過したあとで発生します。

次のエラーメッセージが表示されます。


/usr/sbin/pmconfig: /etc/power.conf line (18) failed to convert mount
point to prom name.

このメッセージは /var/adm/messages ファイルにも記録されます。

回避方法: この問題を回避するためには、次の手順に従ってください。

  1. /etc/power.conf ファイルを編集して電源管理を無効にします。autopm エントリを default から disable に変更します。

  2. /etc/power.conf ファイルを編集したあとで、次のいずれかのオプションを選択して変更を有効にします。

    • システムをリブートする。

    • スーパーユーザーになり、次のコマンドを実行する。


      # /usr/sbin/pmconfig