Solaris のシステム管理 (基本編)

Solaris 9 Update リリースの新しいソフトウェア管理機能

この節では、この Solaris リリースの新しいソフトウェア管理機能について説明します。

pkgaddpatchadd による署名付きパッケージおよびパッチのサポート

Solaris 9 12/03 – この Solaris リリースでは、拡張された pkgadd コマンドと patchadd コマンドを使うことで、デジタル署名を含む Solaris パッケージと Solaris パッチを安全にダウンロードできるようになりました。

以前の Solaris リリースでは、Solaris パッチ管理ツールをダウンロードし、smpatch コマンドと PatchPro を併用することで、署名付きパッチの管理を行えました。smpatch コマンドを使って署名付きパッチを管理する手順については、『Signed Patches Administration Guide for PatchPro 2.2』(英語版) の「Managing Signed Patches by Using Solaris Patch Management Tools (Tasks)」を参照してください。

署名付きパッケージの概要については、第 24 章「Solaris パッチの管理 (概要)」を参照してください。

patchadd コマンドを使って署名付きパッチを追加する手順については、patchadd コマンドによる署名付きパッチの追加 (作業マップ)を参照してください。

pkgadd コマンドを使って署名付きパッケージを追加する手順については、署名付きパッケージの追加と削除 (作業マップ)を参照してください。

prodreg コマンドの拡張機能

Solaris 9 4/03prodreg コマンドのオプションを使って、コマンド行から Solaris Product Registry にアクセスし、管理できます。

prodreg コマンドを使ってソフトウェアパッケージを管理する方法については、Solaris Product Registry のコマンド行インタフェースによるソフトウェアの管理 (作業マップ)を参照してください。