Solaris のシステム管理 (基本編)

アプリケーション開発者 RCM スクリプト (作業マップ)

次の作業マップでは、RCM スクリプトを作成するアプリケーション開発者の作業について説明します。

作業 

説明 

参照先 

1. アプリケーションが使用するリソースを特定する 

アプリケーションが使用するリソース (デバイス名) を特定する。このデバイスは動的に取り外される可能性がある 

cfgadm(1M)

2. リソースを解放するコマンドを特定する 

アプリケーションからリソースを完全に解放するようにアプリケーションに通知するコマンドを特定する 

アプリケーションのマニュアル 

3. リソースを取り外した後に使用するコマンドを特定する 

リソースを取り外したことをアプリケーションに通知するコマンドを含める 

rcmscript(4)

4. リソースの取り外しに失敗した場合のコマンドを特定する 

使用可能なリソースについてアプリケーションに通知するコマンドを含める 

rcmscript(4)

5. RCM スクリプトを記述する 

前の作業で特定した情報に基づいて RCM スクリプトを記述する 

テープバックアップ用の RCM スクリプトの例

6. RCM スクリプトをインストールする 

適切なスクリプトディレクトリにスクリプトを追加する 

RCM スクリプトのインストール方法

7. RCM スクリプトをテストする 

手動でスクリプトコマンドを実行し、動的再構成操作を実行してスクリプトをテストする 

RCM スクリプトのテスト方法