Solaris のシステム管理 (基本編)

UFS ファイルシステムの修復

fsck -o p コマンド (p は修復用) は、UFS ファイルシステムをチェックし、通常は予期しないシステムのシャットダウンによって発生する問題を自動的に修正します。オペレータの介入が必要な問題が発見されると、このコマンドは即座に終了します。このコマンドによって、ファイルシステムを並列にチェックすることも可能です。

システムがクリーンな状態でシャットダウンしなかった後のファイルシステムの修復にも、fsck -o p コマンドを実行することができます。このモードでは、fsck コマンドはクリーンフラグを調べずに完全チェックを実行します。これらの処理は、fsck コマンドを対話式で実行した場合の処理のサブセットです。