GNOME 2.0 問題の解決方法 (Solaris 版)
第 3 章 ウィンドウとセッション管理時の問題
この章では、GNOME 2.0 デスクトップでウィンドウとセッションを管理するときに発生する問題について説明します。
3.1 ウィンドウマネージャがクラッシュする
問題
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Metacity ウィンドウマネージャがクラッシュして、すべてのウィンドウからフレームが消えます。
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解決方法
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セッションマネージャが自動的にウィンドウマネージャを再起動します。 自動的に再起動しなかった場合、一度ログアウトして、ログインし直します。
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3.2 パネルを使用しないでログアウトする
問題
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すべてのパネルが消えたときにログアウトするにはどのようにしたらいいですか。
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解決方法
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デスクトップ背景で右クリックして、デスクトップ背景メニューを開きます。
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「新規端末」を選択します。
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新しい端末から次のコマンドを入力します。 gnome-session-save --kill
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これでもログアウトできない場合、次のコマンドを実行します。 pkill gnome-session
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3.3 アプリケーションが適切に復元されない
問題
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ログアウトするときに「現在の設定を保存」を選択しても、次にログインしたとき、アプリケーションが適切に復元されません。
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解決方法
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次のアプリケーションにはこの問題があることが判明しています。
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端末 は復元されません。
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Gedit は画面の左上に復元されます。
この問題は将来のリリースで修正される予定です。
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3.4 ウィンドウの予期しない動作
問題
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いくつかのアプリケーションウィンドウがすべてのデスクトップ環境ウィンドウの上に表示されてしまい、適切に復元されない、または、GNOME ウィンドウリストに表示されません。
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解決方法
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デフォルトでは、MainSoft ライブラリに基づくほとんどのアプリケーションはウィンドウマネージャを無視して、自分のウィンドウを管理しようとします。 Rational Rose と XML Professional Publisher にはこの問題があることが判明しています。 MainSoft に基づくアプリケーションが正しく動作するには、MWWM 環境変数を次のように設定する必要があります。
MWWM=allwm
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3.5 swing の予期しない動作
問題
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JavaTM 2 Platform Standard Edition V1.4 より前のバージョンで、swing 構成要素を正しく配置、サイズ変更、または更新できませんでした。
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解決方法
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次の手順を実行します。
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Java 2 Platform Standard Edition V1.4 以降にアップグレードします。
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アプリケーションが Java 1.4 JVM を使用するように構成されていることを確認します。
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