次の図に、ルートファイルシステム (/) を 2 つの物理ディスクに複製したミラーを示します。状態データベースの複製 (metadb) は、両方のディスクに配置されています。
図 10–2 のシステムの構成は次のとおりです。
hdisk0 上のルートファイルシステム (/) は、d31 という名前の単一スライスの連結に含まれています。
hdisk1 という名前のハードディスク上に、d32 という名前の単一スライスの連結が作成されています。
d30 という名前のミラーは、d31 および d32 という名前のサブミラーで構成されています。
このミラーは、ルートファイルシステム内のデータを 2 つのサブミラーに複製しています。
hdisk0 と hdisk1 の両方のスライスに状態データベースの複製が作成されています。
カスタム JumpStart インストールを使用してこの構成を作成するプロファイル例については、例 26–10を参照してください。
Solaris Live Upgrade を使用してミラー化されたファイルシステムを作成する方法については、RAID-1 ボリューム (ミラー) を持つブート環境の作成 (コマンド行インタフェース)を参照してください。