Solaris 9 9/04 インストールガイド

広域ネットワーク経由でインストールを行うための準備 (作業マップ)

次の表は、WAN ブートインストールの準備に必要な作業の一覧です。

DHCP サーバーやログサーバーを使用するには、表の末尾にある追加作業を実行する必要があります。

表 43–1 作業マップ: セキュリティ保護された WAN ブートインストールを実行するための準備

作業 

説明 

参照先 

インストールで使用するセキュリティ機能を決定する 

セキュリティ機能と構成について検討し、WAN ブートインストールで使用するセキュリティのレベルを決定する 

WAN ブートインストール時のデータの保護

WAN ブートでサポートされているセキュリティ構成 (概要)

WAN ブートインストール情報を収集する 

ワークシートを使って、WAN ブートインストールの実行に必要なすべての情報を記録する 

WAN ブートインストールに必要な情報の収集

WAN ブートサーバーにドキュメントルートディレクトリを作成する 

構成ファイルとインストールファイルを提供するために、ドキュメントルートディレクトリと必要に応じてサブディレクトリを作成する 

ドキュメントルートディレクトリの作成

WAN ブートミニルートを作成する 

setup_install_server コマンドを使って、WAN ブートミニルートを作成する

SPARC: WAN ブートミニルートを作成する方法

WAN ブートサーバーに wanboot プログラムをインストールする

WAN ブートサーバーのドキュメントルートディレクトリに wanboot プログラムをコピーする

WAN ブートサーバーへの wanboot プログラムのインストール

WAN ブートサーバーに wanboot-cgi プログラムをインストールする

WAN ブートサーバーの CGI ディレクトリに wanboot-cgi プログラムをコピーする

WAN ブートサーバーに wanboot-cgi プログラムをコピーする方法

(省略可能) ログサーバーを構成する 

ブートおよびインストールのログメッセージを表示するための専用システムを構成する 

(省略可能) WAN ブートログサーバーの構成

/etc/netboot 階層を設定する

WAN ブートインストールに必要な構成ファイルとセキュリティファイルを /etc/netboot 階層に格納する

WAN ブートサーバーに /etc/netboot ディレクトリを作成する

WAN ブートインストールのセキュリティを高めるために、HTTPS を使用するように Web サーバーを構成する 

HTTPS を使って WAN インストールを実行するための Web サーバー要件に合わせる 

(省略可能) HTTPS によるデータの保護

WAN ブートインストールのセキュリティを高めるために、デジタル証明書の形式を変更する 

PKCS#12 ファイルを、WAN インストールで使用できるように非公開鍵と証明書に分割する 

信頼できる証明書およびクライアントの非公開鍵の作成

WAN ブートインストールのセキュリティを高めるために、ハッシュキーと暗号化鍵を作成する 

wanbootutil keygen コマンドを使って、HMAC SHA1、3DES、または AES キーを作成する

ハッシュキーと暗号化鍵を作成する方法

フラッシュアーカイブを作成する 

flar create コマンドを使って、クライアントにインストールするソフトウェアのアーカイブを作成する

フラッシュアーカイブを作成する方法

カスタム JumpStart インストール用のインストールファイルを作成する 

テキストエディタを使って、次のファイルを作成する 

  • sysidcfg

  • プロファイル

  • rules.ok

  • begin スクリプト

  • finish スクリプト

sysidcfg ファイルの作成

プロファイルの作成

rules ファイルの作成

(省略可能) begin スクリプトと finish スクリプトの作成

システム構成ファイルを作成する 

system.conf ファイルに構成情報を設定する

システム構成ファイルを作成する方法

WAN ブート構成ファイルを作成する 

wanboot.conf ファイルに構成情報を設定する

wanboot.conf ファイルを作成する方法

(省略可能) WAN ブートインストールをサポートするように DHCP サーバーを構成する 

DHCP サーバーに Sun ベンダーオプションとマクロを設定する 

DHCP サービスによるシステム構成情報の事前設定 (作業)

表 43–2 作業マップ: セキュリティ保護されていない WAN ブートインストールを実行するための準備

作業 

説明 

参照先 

インストールで使用するセキュリティ機能を決定する 

セキュリティ機能と構成について検討し、WAN ブートインストールで使用するセキュリティのレベルを決定する 

WAN ブートインストール時のデータの保護

WAN ブートでサポートされているセキュリティ構成 (概要)

WAN ブートインストール情報を収集する 

ワークシートを使って、WAN ブートインストールの実行に必要なすべての情報を記録する 

WAN ブートインストールに必要な情報の収集

WAN ブートサーバーにドキュメントルートディレクトリを作成する 

構成ファイルとインストールファイルを提供するために、ドキュメントルートディレクトリと必要に応じてサブディレクトリを作成する 

ドキュメントルートディレクトリの作成

WAN ブートミニルートを作成する 

setup_install_server コマンドを使って、WAN ブートミニルートを作成する

SPARC: WAN ブートミニルートを作成する方法

WAN ブートサーバーに wanboot プログラムをインストールする

WAN ブートサーバーのドキュメントルートディレクトリに wanboot プログラムをコピーする

WAN ブートサーバーへの wanboot プログラムのインストール

WAN ブートサーバーに wanboot-cgi プログラムをインストールする

WAN ブートサーバーの CGI ディレクトリに wanboot-cgi プログラムをコピーする

WAN ブートサーバーに wanboot-cgi プログラムをコピーする方法

(省略可能) ログサーバーを構成する 

ブートおよびインストールのログメッセージを表示するための専用システムを構成する 

(省略可能) WAN ブートログサーバーの構成

/etc/netboot 階層を設定する

WAN ブートインストールに必要な構成ファイルとセキュリティファイルを /etc/netboot 階層に格納する

WAN ブートサーバーに /etc/netboot ディレクトリを作成する

(省略可能) ハッシュキーを作成する 

wanbootutil keygen コマンドを使って、HMAC SHA1 キーを作成する

セキュリティ保護されていないインストールで、データの完全性をチェックする場合は、この作業を実行して HMAC SHA1 ハッシュキーを作成する 

ハッシュキーと暗号化鍵を作成する方法

フラッシュアーカイブを作成する 

flar create コマンドを使って、クライアントにインストールするソフトウェアのアーカイブを作成する

フラッシュアーカイブを作成する方法

カスタム JumpStart インストール用のインストールファイルを作成する 

テキストエディタを使って、次のファイルを作成する 

  • sysidcfg

  • プロファイル

  • rules.ok

  • begin スクリプト

  • finish スクリプト

sysidcfg ファイルの作成

プロファイルの作成

rules ファイルの作成

(省略可能) begin スクリプトと finish スクリプトの作成

システム構成ファイルを作成する 

system.conf ファイルに構成情報を設定する

システム構成ファイルを作成する方法

WAN ブート構成ファイルを作成する 

wanboot.conf ファイルに構成情報を設定する

wanboot.conf ファイルを作成する方法

(省略可能) WAN ブートインストールをサポートするように DHCP サーバーを構成する 

DHCP サーバーに Sun ベンダーオプションとマクロを設定する 

DHCP サービスによるシステム構成情報の事前設定 (作業)