Solaris 9 9/04 オペレーティング環境の概要

単一 IP ネットワークマルチパスグループのためのデータアドレスとテストアドレスの連結

この機能は、Solaris 9 12/02 リリースで追加されました。

単一アダプタの IP ネットワークマルチパスグループ上で障害が検出された場合に、テスト専用 IP アドレスを使う必要はもうありません。IP ネットワークマルチパスグループ上に 1 つしか NIC (Network Interface Card、ネットワークインタフェースカード) がないためにフェイルオーバーを実行できないことがあります。この場合は、テストアドレスとデータアドレスを連結できます。テストアドレスが定義されていないときは、in.mpathd デーモンがデータアドレスを使って障害を検出します。

Solaris IP マルチパスの詳細は、『IP ネットワークマルチパスの管理』を参照してください。