Solaris 9 4/04 リリースの USB 2.0 は、x86 プラットフォームおよび SPARC プラットフォームに次の機能を提供します。
より高度なパフォーマンス USB 2.0 コントローラに接続されたデバイスのデータスループットが改良され、USB 1.1 デバイスに比べて最大 40 倍速のスループットが得られるようになりました。
高速 USB プロトコルの利点は、DVD やハードディスクドライブといった高速大容量ストレージデバイスにアクセスする場合に強く実感できます。
互換性 1.0 と 1.1 のデバイスおよびドライバ間で下位互換性が実現されています。このため、どちらのバージョンでも同じケーブル、コネクタ、およびソフトウェアインタフェースを使用できます。
USB デバイスの概要と用語の解説については、『Solaris のシステム管理 (デバイスとファイルシステム)』の「USB デバイスの概要」を参照してください。