Solaris 9 9/04 オペレーティング環境の概要

動的ホスト構成プロトコル (DHCP)

動的ホスト構成プロトコル (DHCP) サービスを使用すると、ホストシステムは、IP アドレスとネットワーク構成情報を受け取ることができます。この情報は、ブート時にネットワークサーバーから受信します。Solaris 8 7/01 より前のリリースでは DHCP 構成データはテキストファイルか NIS+ にしか保存できませんでしたが、現在の Solaris DHCP サービスでのデータアクセスは、モジュール方式のフレームワークを使用するように再設計されています。Solaris DHCP は、DHCP データの保存に任意のデータ格納装置をサポートする共有オブジェクトを作成できる API を提供します。

『Solaris DHCP サービス開発ガイド』には、Solaris DHCP.が使用するデータアクセスフレームワークの概要が記載されています。開発者向けの一般的なガイドラインも記載されています。また、新しいデータストアをサポートするモジュールの記述に使用する API 機能の一覧も含まれます。

詳細は、『Solaris DHCP サービス開発ガイド』を参照してください。