Solaris ボリュームマネージャの管理

シナリオ RAID 0 (連結方式)

図 82 に、3 つのコンポーネント (スライス) からなる連結の例を示します。

データブロック (チャンク) は、ディスク A から始まる個々のコンポーネントに順次、書き込まれます。したがって、ディスク A には論理チャンク 1 から 4 が、ディスク B には論理チャンク 5 から 8 が、ディスク C には論理チャンク 9 から 12 がそれぞれ書き込まれます。ボリューム d1の合計容量は 3 つのドライブの合計容量です。 したがって、各ドライブの容量が 2G バイトであれば、合計容量は 6Gバイトになります。

図 82 RAID 0 (連結方式) ボリュームの例

最初のスライスからすべての幅、次のスライスからすべての幅という順序でスライス 3 つからとられた飛び越し幅が、単一ボリュームとしてまとめられています。