一般的にロギングが必要なのは、大規模な UFS ファイルシステムと、データの更新頻度が高い UFS ファイルシステムです。 通常は、ほとんど読み取り操作だけが行われる小規模なファイルシステムをロギングする必要はありません。
ログデバイス用のスライスがない場合でも、トランザクションボリュームを構成できます。 これは、ログデバイス用のスライスが余分にないときに、エクスポートされたファイルシステムをロギングしたい場合に有用です。 ログデバイス用にスライスが使用可能になったら、トランザクションボリュームにログデバイスを追加するだけですみます。
システムに十分な数の使用可能なスライスがない場合や、ログデバイスを共有するファイルシステム上の主な操作が書き込みではなく読み取りである場合は、ファイルシステムの間でログデバイスを共有することを検討してください。
ログデバイスを共有するマスターデバイスの 1 つがエラー状態になると、ログデバイスは変更を転送できなくなります。 この問題が起こると、ログデバイスを共有するすべてのマスターデバイスがハードエラー状態になります。