Sun Java System Message Queue 4.1 リリースノート

今回のリリースで修正されたバグ

次の表に、Message Queue の 4.1 バージョンで修正されたバグを示します。

表 1–9 Message Queue 4.1 で修正されたバグ

バグ 

説明 

6381703 

処理されたリモートメッセージが、そのメッセージの発信元のブローカが再起動された場合に、2 回コミットされることがあります。 

6388049 

未完了の分散トランザクションをクリーンアップできません。 

6401169 

imqcmd のコミットおよびロールバックオプションで、確認のプロンプトが表示されません。 

6473052 

自動作成されたキューのデフォルトはラウンドロビンであるべきです。(MaxNumberConsumers = -1)。

6474990 

ブローカのログに、imqcmd list dst コマンドに対して ConcurrentModificationException が示されます。

6487413 

LimitBehavior が REMOVE_OLDEST または REMOVE_LOWER_PRIORITY のときに、メモリーがリークします。

6488340 

ブローカがスピンし、クライアントは確認に対する応答を待機します。 

6502744 

ブローカが、デッドメッセージキューのデフォルト制限 (1000 のメッセージ) を尊重しません。 

6517341 

クライアントが高可用性クラスタへ接続している際の、再接続ロジックを、imqReconnectEnabled プロパティーの値に関係なく再接続を可能にするように改善すべきです。

6528736 

起動時に Windows 自動起動サービス (imqbrokersvc) に障害が発生します。

6561494 

両者が 1 つのセッションを共有していると、メッセージが間違ったコンシューマに配信されます。 

6567439 

PREPARED トランザクションの生成メッセージがブローカの再起動後にコミットされた場合、それらのメッセージは順序どおりに配信されません。

次の表に、Message Queue 4.0 で修正されたバグを示します。

表 1–10 Message Queue 4.0 で修正されたバグ

バグ番号 

説明 

4986481 

Message Queue 3.5 では、自動再接続モードでの Session.recover の呼び出しがハングすることがありました。

4987325 

Session.recover の呼び出し後に、再配信されたフラグは再配信されたメッセージに対して false に設定されました。

6157073 

新しく接続メッセージが変更され、接続の合計数のほかにサービス上の接続数も表示されるようになりました。 

6193884 

Message Queue は、メッセージに非アスキー文字を使用するロケールで文字化けメッセージを syslog に出力します。 

6196233 

JMSMessageID を使用したメッセージ選択が機能しません。

6251450 

クラスタのシャットダウン時、 connectListConcurrentModificationException が発生します。

6252763 

java.nio.HeapByteBuffer.putLong/Int java.nio.BufferOverflowException が発生します。

6260076 

Oracle ストレージを使用すると、起動後に発行される最初のメッセージが遅くなります。 

6260814 

JMSXUserID 上のセレクタ処理が、常に false と評価されてしまいます。

6264003 

キューブラウザにコミットされていないメッセージが表示されます。 

6271876 

消費されていないメッセージを含むコンシューマを閉じようとすると、接続フロー制御が正しく動作しなくなります。 

6279833 

Message Queue では、2 つのブローカが同じ JDBC テーブルを使用することはできません。 

6293053 

システム IP アドレスが変更された場合、—reset store を使用してストアをクリアしていないと、マスターブローカが正しく起動しません。

6294767 

Message Queue ブローカがネットワークソケットを開く場合、そのネットワークソケット上に SO_REUSEADDR を設定する必要があります。

6304949 

TopicConnectionFactoryClientID プロパティーを設定することができません。

6307056 

txn ログがパフォーマンス上のボトルネックになっています。

6320138 

Message Queue C API では reply-to ヘッダーからキューの名前を決定することができません。 

6320325 

Solaris 上に JDK 1.4 と JDK 1.5 の両方がインストールされている場合、ブローカが JDK 1.5 より前に JDK 1.4 を検出してしまうことがあります。 

6321117 

マルチブローカクラスタの初期化で java.lang.NullPointerException が発生します。

6330053 

サブスクライバからトランザクションをコミットしている場合、JMS クライアントで java.lang.NoClassDefFoundError が発生します。

6340250 

C-API で MESSAGE タイプをサポート。

6351293 

Apache Derby データベースへのサポートを追加。