次に示す問題は、Linux プラットフォームでのインストールに影響します。
「JDK 選択」パネルで、スクロールリストに項目が 1 つしか表示されません。このため、リスト内のほかの JDK を選択することが難しくなります。(バグ 6584735)
JDK が現在のもので、ユーザーが「JDK 選択」画面で「Java(TM) SDK のデフォルトバージョンをインストールして使用します。」を選択した場合、インストーラはその JDK をインストールしようとし、パッケージをインストールできないというレポートを返します。この問題があっても、インストールは正常に完了します。(バグ 6581310)
インストーラを予行モード (installer –n ) で実行すると、「概要」画面にいくつかのエラーメッセージが表示され、「未完了」のインストール状態も表示されます。これは誤りで、誤解を招きます。予行モードでは、何もシステムにインストールされません。後でインストールに使用できる回答ファイルが作成されるだけです。(バグ 6594351)
古いバージョンの Message Queue のローカライズ版 RPM がシステムに存在する場合、Message Queue 4.1 のローカライズ版 RPM のインストール (「多言語パッケージ」の画面で「Message Queue 多言語パッケージをインストールする」を選択した場合) は失敗します。インストールは、前の 3.7 UR1 インストールの Il8 パッケージとの衝突のために失敗します。 (バグ 6594381)
回避策: 4.1 Installer を実行する前に、rpm –e コマンドを使用して手動でローカライズ版 RPM を削除します。ここで関係のある RPM を判別するには、『Sun Java System Message Queue 4.1 Installation Guide』の「Message Queue Packages (RPMs)」を参照してください。