この節では、スクリーンロックとスクリーンセーバーの設定方法について説明します。
スクリーンロックするには、次のいずれかの操作を実行します。
「アクション」-> 「スクリーンロック」を選択する
「ロック」ボタンがパネルにある場合は、「ロック」ボタンをクリックする。
「ロック」ボタンをパネルに追加するには、そのパネルで右クリックする「パネルに追加」-> 「ロックボタン」を選択する
スクリーンロックすると、スクリーンセーバーが起動します。スクリーンロックを解除するには、マウスを動かして、「スクリーンロック」ダイアログを表示します。ユーザー名とパスワードを「スクリーンロック」ダイアログに入力して、Return キーを押します。
正しくスクリーンロックするには、スクリーンセーバーを有効に設定しておく必要があります。
スクリーンセーバーは、画面が使用されていないときに、画面の画像の代わりに使用されるアプリケーションです。スクリーンセーバーは、次の方法で使用できます。
指定した待機時間のあとに起動
スクリーンロックしたときに起動
システムが待機中にモニタが使用する電力を管理
スクリーンセーバーを設定するには、次の手順を実行します。
「ロック」ボタンを右クリックして、ポップアップメニューから「設定」を選択します。 「XScreenSaver」ダイアログが表示されます。
パネルに「ロック」ボタンがない場合は、ボタンをパネルに追加できます。「ロック」ボタンを追加するには、そのパネルで右クリックします。「パネルに追加」-> 「ロックボタン」を選択します。
スクリーンセーーバを設定するには、「表示モード」タブ内の要素を使用します。 次の表に、「表示モード」タブセクションのダイアログ要素を示します。
拡張機能を設定するには、「拡張」タブをクリックします。次の表に、「 拡張」タブセクションのダイアログ要素を示します。
設定 |
機能 |
---|---|
「デスクトップ画像を操作対象にする」 |
一部のスクリーンセーバーでは、デスクトップのスクリーンショットを撮ることができるため、そのスクリーンショットを使用してスクリーンセーバーディスプレイを作成できる。スクリーンセーバーでデスクトップのスクリーンショットを撮る場合は、このオプションを選択する |
「ビデオ入力を操作対象にする」 |
一部のスクリーンセーバーでは、ビデオのフレームを取り込めるため、取り込んだ画像を使用してスクリーンセーバーディスプレイを作成できる。システムにビデオキャプチャカードがある場合、このオプションを選択すると、スクリーンセーバーでビデオのフレームを取り込むことができる |
「画像をランダムに選択」 |
指定したディレクトリ内の画像をスクリーンセーバーに使用する場合に選択する。ディレクトリのパスをフィールドに入力する。または、「参照」をクリックしてダイアログを表示し、ディレクトリを選択する |
「診断情報」 |
スクリーンセーバーの診断情報を表示する場合に選択する |
「サブプロセスのエラーを表示する」 |
画面上のスクリーンセーバーのサブプロセスに関連するエラーを表示する場合に選択する |
「起動時にスプラッシュスクリーンを表示する」 |
|
「パワーマネージメントを有効にする」 |
モニタの電源管理機能を有効にする場合に選択する。電源管理機能は、モニタを使用していないときの電力消費を削減する |
「スタンバイ」 |
モニタが予備モードになるまでの時間を指定する。モニタが待機モードになると、画面は空白になる |
「サスペンド」 |
モニタが省電力モードになるまでの時間を指定する |
「電源 OFF」 |
モニタの電源を切るまでの時間を指定する |
「カラーマップをインストールする」 |
スクリーンセーバーがアクティブのとき、専用のカラーマップをインストールする場合に選択する。専用のカラーマップを使用することで、特定のスクリーンセーバーディスプレイの画像品質を改善できる |
「スクリーンセーバーをフェードインする」 |
スクリーンセーバーを起動するときに、徐々に黒の画面を表示したい場合に選択する |
「スクリーンセーバーをフェードアウトする」 |
スクリーンセーバーを停止するときに、表示を徐々に黒から画面の内容へ表示したい場合に選択する |
「フェードする時間」 |
スクリーンセーバーを起動するときに、黒にフェードする時間を指定します |
「ウィンドウを閉じる」 ウィンドウフレームボタンをクリックして、「XScreenSaver」ダイアログを閉じます。