Sun Java System Portal Server 7.1 Update 1 リリースノート

Sun Java System Portal Server 7.1 Update 1 リリースノート

このリリースノートには、Sun JavaTM System Portal Server 7.1 Update 1 リリース時点における重要な情報が記載されています。ここでは、docs.sun.com SM ですでに入手可能になっているSun Java System Portal Server 7.1 マニュアルを補足する新機能、拡張機能、既知の問題、制限事項などについて説明します。Portal Server 7.1 Update 1 をご使用になる前に、このリリースノートをお読みください。


注 –

Windows 上では Portal Server 7.1 Update 1 は開発者用プラットフォームまたは評価プラットフォームとしてのみ使用できます。配備プラットフォームとしては使用できません。


このリリースノートの最新情報は、次の Sun Java System マニュアル Web サイトで参照できます。docs.sun.com 。ソフトウェアをインストールおよび設定する前だけでなく、それ以降も定期的にこの Web サイトをチェックして、最新のリリースノートと製品マニュアルを確認してください。

このリリースノートは、次の節で構成されています。

このガイドで参照されるサードパーティーの URLで、詳細な関連情報を得ることができます。


注 –

このマニュアル内で引用する第三者の Web サイトの可用性について Sun は責任を負いません。こうしたサイトやリソース上の、またはこれらを通じて利用可能な、コンテンツ、広告、製品、その他の素材について、Sun は推奨しているわけではなく、Sun はいかなる責任も負いません。こうしたサイトやリソース上の、またはこれらを経由して利用可能な、コンテンツ、製品、サービスを利用または信頼したことに伴って発生した (あるいは発生したと主張される) いかなる損害や損失についても、Sun は一切の責任を負いません。


リリースノートの変更履歴

表 1 変更履歴

日付 

変更点 

2007 年 8 月 7 日 

『Sun Java System Portal Server 7.1 Update 1 リリースノート』のリリース 

Portal Server 7.1 Update 1 について

Sun Java System Portal Server 7.1 は、エンドユーザーがリソースとアプリケーションにアクセスするためのポータルデスクトップ環境を提供します。また、Portal Server は、ポータルデスクトップからインターネットコンテンツの整理とアクセスを可能にする検索エンジンのインフラストラクチャーも提供します。

Portal Server 7.1 Update 1 は、ブログポートレット、コミュニティー機能、および AJAX デスクトップなどの追加機能を提供します。 Solaris および Linux プラットフォームの場合、Java ES インストーラを使用して Portal Server 7.1 Update 1 をインストールするか、またはパッチを使用して既存の Portal Server 7.1 インストール環境を Portal Server 7.1 Update 1 にアップグレードすることができます。

Windows プラットフォームの場合、評価インストーラを使用して Portal Server 7.1 Update 1 をインストールできますが、この場合は開発者用プラットフォームとしての動作のみが保証されています。

また Portal Server は、リモートユーザーがインターネットを経由して組織のネットワークとそのサービスに安全にアクセスできるようにする、Secure Remote Access (SRA) もサポートします。また、このリリースは、組織に対して、従業員、ビジネスパートナー、一般の人々など、あらゆる対象読者向けにコンテンツ、アプリケーション、データへのアクセスを提供するセキュアなインターネットポータルを提供します。

この節では、次の点を説明します。

新機能

Portal Server 7.1 Update 1 には、次の新機能があります。

推奨されなくなった機能

Portal Server 7.1 Update 1 で推奨されなくなった機能は、次のとおりです。

推奨されていない機能に関する通知と告知

削除された機能

Portal Server 7.1 Update 1 で削除された機能は、次のとおりです。

ハードウェアおよびオペレーティングシステムの要件

次の表に、ハードウェアおよびオペレーティングシステムの要件を示します。

表 2 ハードウェアおよびオペレーティングシステムの要件

コンポーネント 

プラットフォーム要件 

サポートするプラットフォーム 

Sun BladeTM または同等のワークステーション/サーバー

オペレーティングシステム 

SPARC 上の SolarisTM 9 または Solaris 10

x86 上の Solaris 9 または Solaris 10  

x86 上の Red Hat Enterprise Linux 3.0 Update 3 または 4.0 

最新の Service Pack を適用した 32 ビットモードの Windows 2003/XP/Vista 

: Windows 上では Portal Server 7.1 Update 1 は開発者用プラットフォームまたは評価プラットフォームとしてのみ使用できます。配備プラットフォームとしては使用できません。評価インストーラを使用して、Portal Server 7.1 Update 1 をインストールしてください。評価インストーラへは http://www.sun.com/download/products.xml?id=465e130d からアクセスできます。

インストーラに添付されている ReadMe ファイルに、Portal Server をインストールする方法が説明されています。評価インストーラは Sun Java System Portal Server 7.1 Update 1 の事前設定されたイメージを提供します。このファイルの内容を解凍することにより、Portal Server の実用コピーを入手することができます。 

RAM 

1.5G バイト (Sun Java System Web Server での通常配備の場合) 

2.0G バイト (Sun Java System Application Server での通常配備の場合) 

ディスク容量 

Portal Server と関連アプリケーション用に 1G バイト必要 

スワップ領域 

物理メモリーの 2 倍の容量。たとえば、2.0G バイトの RAM の場合は 4.0G バイトのスワップ領域。 

サポートするブラウザ

Portal Server は次のブラウザでサポートされています。

Portal Server 7.1 Update 1 のインストールまたはアップグレード

Java ES インストーラを使用して Portal Server 7.1 Update 1 をインストールできます。Solaris および Linux プラットフォームの場合、パッチを使用して既存の Portal Server 7.1 を Portal Server 7.1 Update 1 にアップグレードできます。

この節では次の内容について説明します。

Portal Server 7.1 Update 1 のインストール

Portal Server 7.1 update 1 をインストールするには、インストールビットをダウンロードしてインストーラを実行します。


注 –

Windows プラットフォームの場合、評価インストーラを使用して Portal Server 7.1 Update 1 をインストールできますが、この場合は開発者用プラットフォームとしての動作のみが保証されています。評価インストーラに関連付けられている ReadMe ファイルには、Windows プラットフォームで Portal Server をインストールする方法が説明されています。


Solaris および Linux プラットフォームでのインストールの詳細については、『Sun Java System Portal Server 7.1 Configuration Guide』の第 1 章「Installing Sun Java System Portal Server 7.1」を参照してください。『Configuration guide』には、ハードウェアとオペレーティングシステムの要件、ソフトウェア要件、および Portal Server 7.1 インストールの確認などの情報が含まれています。『Configuration guide』に記載されている情報は、Portal Server 7.1 と Portal Server 7.1 Update 1 に適用されます。

Portal Server 7.1 から Portal Server 7.1 Update 1 へのアップグレード

Solaris および Linux プラットフォームの場合、パッチを使用して Portal Server 7.1 を Portal Server 7.1 Update 1 にアップグレードできます。Portal Server インストール環境が Portal Server 7.1 でない場合は、既存の Portal Server を Portal Server 7.1 にアップグレードしてから、パッチを使用して Portal Server 7.1 Update 1 にアップグレードする必要があります。Portal Server のアップグレードの詳細については、『Sun Java Enterprise System 5 アップグレードガイド (UNIX 版)』を参照してください。

Portal Server 7.1 から Portal Server 7.1 Update 1 へは次の手順でアップグレードします。

ProcedureSolaris プラットフォームで Portal Server 7.1 から 7.1 Update 1 にアップグレードする

  1. Sunsolve から次のパッチをダウンロードします。

    SPARC の場合は 124301-01、x86 プラットフォームの場合は 124302-01。

    Portal Server 7.1 Update 1 のローカライズされたバージョンをアップグレードする必要がある場合は、パッチ 125301-02 をダウンロードします。


    注 –

    Portal Server 7.0 から Portal Server 7.1 にアップグレードした場合には、次のローカライズパッチを使用します。

    Solaris プラットフォームの場合: 123254-03

    x86 プラットフォームの場合: 124590-03


  2. パッチのあるディレクトリに移動し、次のコマンドを実行して 1 つまたは複数のパッチを追加します。

    patchadd patch-id

  3. Web コンテナを再起動します。

    Sun Java System Application Server の場合:

    /ApplicationServer_base/Appserver/bin/asadmin stop-domain domain1

    /ApplicationServer_base /Appserver/bin/asadmin start-domain --user admin --password password domain1

    Sun Java System Web Server の場合:

    /var/opt/SUNWwbsvr7/https-host.domain-name /bin/stopserv

    /var/opt/SUNWwbsvr7/https- host.domain-name/bin/startserv

  4. 共通エージェントコンテナを再起動します。


    /usr/share/bin/cacaoadm stop 
    /usr/share/bin/cacaoadm start
  5. 次のコマンドを実行して、共通エージェントコンテナが動作していることを確認します。

    /usr/share/bin/cacaoadm status

  6. ローカライズパッケージがアップグレードされている場合は、Portal Server コンソール JVM のロケールを en_US.UTF-8 に設定します。

    export LC_ALL=en_US.UTF-8

    export LANG=en_US.UTF-8

  7. 次のコマンドを実行して、Portal Server を 7.1 Update 1 に更新します。

    PortalServer-base/opt/SUNWportal/bin/psupdate -a

    psupdate スクリプトを実行する方法の詳細については、次の表を参照してください。

    質問 

    操作 

    Have you restarted all your servers (cacao, web container)? 

    共通エージェントコンテナと Web コンテナを再起動した場合は Y を入力します。 

    共通エージェントコンテナと Web コンテナを再起動していない場合は N を入力します。N を入力すると、スクリプトは終了します。共通エージェントコンテナと Web コンテナを再起動し、psupdate スクリプトを起動する必要があります。

    Please enter the host name on which this installation resides (excluding domain name):  

    インストール環境が存在するホスト名を入力します。例: i-planet-14。 

    Please enter the fully qualified host name on which this installation resides: 

    インストール環境が存在する完全修飾ホスト名を入力します。例: i-planet-14.red.iplanet.com 

    Please enter the name of the Portal configuration directory: 

    設定ディレクトリのデフォルト名は /etc/opt/SUNWportal です。

    Are Portal web applications installed using the web container name?

    スクリプトは Portal Server 7.1 のインストールに使用した Web コンテナを自動的に検出します。 

    Please enter the port of the web container's Administration Server

    Sun Java System Application Server の場合、デフォルト値は 4849 です。 

    Sun Java System Web Server の場合、デフォルト値は 8989 です。 

    Please enter the name of the web container's administrator

    管理者 ID を入力します。 

    Please enter the web container's administrator's password:

    管理者のパスワードを入力します。 

    Please enter the Access Manager administrator's id: 

    Access Manager 管理者の ID を入力します。デフォルトでは、管理者 ID は amadmin です。

    Please enter the Access Manager administrator's password:  

    Access Manager 管理者のパスワードを入力します。 

    Do you wish redeployment to be constrained to local Portal instances? 

    このマシンでホストされている Portal Server インスタンスのみで再配備が実行されるようにする場合は、Y を入力します。Web コンテナクラスタを使用しているポータルインストール環境の場合は、このオプションを選択しないようにします。このマシンで少なくとも 1 つのインスタンスをホストしている Portal すべての全インスタンスで再配備が実行されるようにする場合は、N を入力します。このオプションは、Web コンテナクラスタを使用している Portal インストール環境に必須です。 

    Do you wish to (re)install the Enterprise Sample? 

    エンタープライズサンプルをインストールする場合は Y を入力します。デフォルト値は N です。 

    サンプルがカスタマイズ済みである場合に Y を選択すると、サンプルは上書きされます。 

    Please enter the Access Manager LDAP User password:  

    Access Manager LDAP ユーザーパスワードを入力します。デフォルト値は N です。 

    サンプルがカスタマイズ済みである場合に Y を選択すると、サンプルは上書きされます。 

    Do you wish to (re)install the Developer Sample? 

    開発者用サンプルをインストールする場合は Y を入力します。 デフォルト値は N です。 

    サンプルがカスタマイズ済みである場合に Y を選択すると、サンプルは上書きされます。 

    Do you wish to (re)install the Community Sample? 

    開発者用サンプルをインストールする場合は Y を入力します。 デフォルト値は N です。 

    サンプルがカスタマイズ済みである場合に Y を選択すると、サンプルは上書きされます。 

    Is the Community database running? 

    コミュニティーデータベースが実行中である場合は、Y を入力します。 

  8. 共通エージェントコンテナと Web コンテナを再起動します。

ProcedureLinux プラットフォームで Portal Server 7.1 から 7.1 Update 1 にアップグレードする

  1. Sunsolve から次のパッチをダウンロードします。

    124303-01

  2. パッチのあるディレクトリに移動して、update スクリプトを実行します。

  3. (省略可能) Portal Server 7.1 Update 1 のローカライズされたバージョンをアップグレードする場合は、パッチ 125302-02 をダウンロードしてインストールます。

    1. 次のコマンドを使用して、各 rpm ファイルをインストールします。

      rpm -Fvh /patch-id/file-name.rpm

      例: rpm -Fvh /125302-02/sun-portal-base-l10n-7.1-1.1.i386.rpm

  4. Web コンテナを再起動します。

  5. 共通エージェントコンテナを再起動します。

    /opt/sun/cacao/bin/cacaoadm stop

    /opt/sun/cacao/bin/cacaoadm start

  6. 次のコマンドを実行して、共通エージェントコンテナが動作していることを確認します。

    /opt/sun/cacao/bin/cacaoadm status

  7. ローカライズパッケージがアップグレードされている場合は、Portal Server コンソール JVM のロケールを en_US.UTF-8 に設定します。

    export LC_ALL=en_US.UTF-8

    export LANG=en_US.UTF-8

  8. 次のコマンドを実行して、Portal Server を 7.1 Update 1 に更新します。

    PortalServer-base/opt/SUNWportal/bin/psupdate -a

  9. 共通エージェントコンテナと Web コンテナを再起動します。

Procedureパッチを削除する

  1. 次のコマンドを実行します。

    patchrm patch-id

  2. Web コンテナと共通エージェントコンテナを再起動します。

  3. 次のコマンドを実行して Portal Server 7.1 にロールバックします。

    psupdate -r

  4. 共通エージェントコンテナと Web コンテナを再起動します。

Portal Server 7.0 から Portal Server 7.1 Update 1 へのアップグレード

Portal Server 7.0 を Portal Server 7.1 Update 1 に更新するには、Portal Server 7.0 から Portal Server 7.1 にアップグレードする必要があります。Portal Server 7.1 にアップグレードする方法の詳細については、『Sun Java Enterprise System 5 アップグレードガイド (UNIX 版)』を参照してください。


注 –

『アップグレードガイド』で指定されているローカライズパッチは使用しないでください。


Portal Server 7.0 から Portal Server 7.1 にアップグレードする場合には、次のローカライズパッチを使用します。

SPARC 

123254-03 

x86 

124590-03 

Linux 

123255-02 


注 –

上の表に示されているパッチを使用した場合には、Portal Server 7.1 から Portal Server 7.1 Update 1 にアップグレードするときにローカライズパッチを使用する必要はありません。


アップグレードの詳細については、「Portal Server 7.1 から Portal Server 7.1 Update 1 へのアップグレード」を参照してください。

Windows プラットフォームでの Portal Server 7.1 Update 1 のインストール

Windows プラットフォームでの Portal Server 7.1 Update 1 のインストールの詳細については、Windows インストーラ zip ファイルに含まれている README ファイルを参照してください。

このリリースのバグ

ここでは、Portal Server 7.1 Update 1 の制限事項について説明します。

次の内容について説明します。

インストール


ルートユーザーとしてパッチを適用する必要がある。(#5080029)

対処方法:

インストール後設定にしたがって Portal Server を非ルートユーザーとして実行した場合は、それらの設定を削除し、Portal Server をルートとして実行してからパッチを適用する必要があります。

パッチが正常に適用された後に、インストール後の手順にしたがって Portal Server を非ルートユーザーとして実行します。


Portal Server と Access Manger が 2 つの別々のマシンにインストールされていると、ディスカッションの作成と検索が失敗する。(#6534761、6534777)

対処方法:

Portal Server 7.1 を Portal Server 7.1 Update 1 にアップグレードした後で、共通エージェントコンテナを再起動してください。

Solaris プラットフォームの場合:


/usr/share/bin/cacaoadm stop 
/usr/share/bin/cacaoadm start

Linux プラットフォームの場合:

/opt/sun/cacao/bin/cacaoadm stop

/opt/sun/cacao/bin/cacaoadm start


新規ポータル作成後に、共通エージェントコンテナの再起動が必要である。(#6521384)

例:

Linux プラットフォームで、Application Server 8.2 を Portal Server の Web コンテナとして使用している場合は、新規ポータル作成後に共通エージェントコンテナを再起動してください。


/opt/sun/cacao/bin/cacaoadm stop
/opt/sun/cacao/bin/cacaoadm start

Portal Server が Application Server クラスタにインストールされている場合、Portal Server をアンインストールするには、各ノードで Portal Server インスタンスを削除する必要がある。(#6494878)

対処方法:

次の操作を行います。

  1. 各二次ノードで DAS を起動します。

  2. psadmin delete-instance コマンドを実行して、各二次ノードから Portal Server インスタンスを削除します。

  3. 主ノードから Portal Server インスタンスを削除します。

  4. uninstall コマンドを実行して、Portal Server をアンインストールします。

コマンド行ユーティリティーによる管理


generate-user-behaviour-tracking-report コマンドのヘルプに --format オプションの記述がない。(#6506032)

説明:

psadmin generate-user-behaviour-tracking-report --help コマンドを実行すると、-–format オプションの説明がありません。

-–format オプションは、PDF、HTML、または XML などのレポートの形式を指定します。デフォルトでは、レポートは PDF 形式で保存されます。


1 つ以上の .war ファイルがサーバー上に配備されていない場合に、psadmin delete-instance コマンドが失敗する。(#6504630)

説明:

ポートレットが正常に配備されていない場合、psadmin delete-instance コマンドは Web アプリケーションの配備解除を試行するため、コマンドが失敗します。

対処方法:

インスタンス上に配備されていなかった war ファイルを配備してから、psadmin delete-instance コマンドを実行してください。


ポートレット war ファイルを DN (識別名) から配備解除すると、すべての DN から .war ファイルが解除される。(#6495423)

説明:

2 つの DN (ここでは DN x と DN y) にポートレット war ファイルを配備します。次に、DN y から war ファイルを配備解除します。Web アプリケーションがコンテナから配備解除されているため、デスクトップに DN x のポートレットは表示されません。

対処方法:

次の操作を行います。

  1. このプロバイダのディスプレイプロファイルフラグメントを DN x から削除します。

    psadmin remove-dp -u admin-user -f password-file -d x -p portal1 -t provider -n blogportlet.blog

  2. ポートレット war を DN x に再び配備します。

    psadmin deploy-portlet -u admin-user -f password-file -d x -p portal1 -n blogportlet.war


—overwrite オプションのデフォルトは、Portal Server 管理コンソールからのインポートが true、psadmin import コマンドが false になっている。(#6323091)

対処方法:

psadmin import サブコマンドを --dp-only オプションとともに使用する場合、指定した dn のディスプレイプロファイル全体を置き換えるには、--overwrite オプションを使用します。たとえば、次のように入力します。

./psadmin import -u amadmin -f ps_password -p portal-ID --dp-only --continue --overwrite


インスタンスがポータルホスト以外のホスト上にある場合、ポータルディレクトリが削除されない。(#6355651)

説明:

delete-portalmachine1 から実行します。ディレクトリ /var/opt/SUNWportal/portals/portal1machine1 から削除されます。ただし、このディレクトリは machine2 からは削除されません。

対処方法:

ディレクトリ /var/opt/SUNWportal/portals/portal1machine2 から削除します。

コラボレーションとコミュニティー


コミュニティーポートレットに「Weblog」の検索リンクがない。(#6504524)

説明:

「Weblog」リンクがなく、ブログコミュニティーのみの検索は困難です。

対処方法:

次の操作を行います。

  1. Portal Server コンソールにログインして、DN「DeveloperSample」を選択します。

  2. 「コンテナおよびチャネルを管理」—>「DeveloperSample」—>「CommunityParentContainer」—>「CommunityHomeContainer」—>「CommunityPortlet」を選択します。

  3. 「ポートレットの設定」—>「availableDatabase」を選択します。

  4. 「Blog」と入力して、ページを保存します。

  5. Portal Server デスクトップにログインして、「MyCommunities」タブを選択します。

    コミュニティーポートレットで「Weblog」の検索リンクが利用できるようになります。


「アンケートと調査」では、* を使用したワイルドカード検索がサポートされていない。(#6426679)

対処方法:

「アンケートと調査」では、ワイルドカード検索にパーセント符号 (%) を使用してください。


コミュニティーポートレットにはじめてアクセスしたときに、コンテンツが表示できないというエラーが表示される。(#6495254)

対処方法:

ブラウザの表示を更新してください。

デスクトップ


デスクトップタブの名前を変更できない。(# 6538352)

対処方法:

次の操作を行います。

  1. ディスプレイプロファイルをダウンロードします。

  2. ディスプレイプロファイル内のタブの名前を手動で変更します。

  3. ディスプレイプロファイルをアップロードします。


JSP メニューコンテナでメニュー項目の切り替えができない。(# 6500729)

対処方法:

すべてのリーフチャネルの更新時間を 0 に設定してください。


Cookie サイズが原因で、ポートレットが認証を受けない匿名ユーザーにエラーを出す。(#6460104)

説明:

認証を受けない匿名ユーザーの場合、プロパティーは Cookie に保存されます。それには、すべてのポートレット描画引数とデスクトップ引数が含まれます。描画引数が特定のサイズに達すると、ポートレットはエラーになります。

対処方法:

次の操作を行います。

  1. Access Manager 管理コンソールにログインします。

  2. 「サービス設定」—>「クライアントディテクション」の順にクリックします。

  3. 「クライアントディテクション」画面で、「クライアントタイプ」フィールドの横に表示されている「編集」リンクをクリックします。

  4. 「クライアントマネージャー」ポップアップウィンドウで、3 番目のページを選択します。

  5. 「genericHTML」の横に表示されている「編集」リンクをクリックします。

  6. ポップアップウィンドウで、「追加プロパティー」オプションを選択してプロパティー authlessState=server を追加します。


Portal Server デスクトップにアクセスしようとすると、次のエラーが表示される。「Invalid Keystore format. (無効なキーストア形式)」(#6446218、6488139)

対処方法:

次の操作を行います。

  1. /var/opt/SUNWportal/portals/portalID /config/instanceID ディレクトリにアクセスします。

  2. このディレクトリで、security security.backup にリネームします。

  3. インスタンスを再起動します。

ポートレット


「ポートレットを配備」の psonsole でマルチバイトのファイル名が壊れる。(#6368639)

説明:

デフォルトのシステムロケールとブラウザロケールに設定されている文字エンコードが異なっていると、「ポートレットを配備」のポータル管理コンソールでファイルやディレクトリの名前が壊れて表示されます。

対処方法:

ファイルとディレクトリの名前は特定の文字エンコードスキームでエンコードされます。デフォルトのシステムローケールをブラウザロケールと同じ文字エンコードに設定してください。


ポートレット出力値がキャッシュされる。(# 6273292)

説明:

更新時間値を 0 に設定してください。たとえば、<String name="refreshTime" value="0" advanced="true"/> を実行します。


コミュニティーポートレットのヘルプで次のエラーメッセージが表示される。「ページが見つかりません。」 (#6547258)

対処方法:

コミュニティーサンプルの右上にある「ヘルプ」ボタンを使って、オンラインヘルプにアクセスしてください。

Portal Server 管理コンソール


ポータルをインポートまたはエクスポートするときに、「ファイルを選択」オプションが機能しない。(#6545784)

対処方法:

ポータルをインポートまたはエクスポートするときには、par ファイルのフルパスを指定してください。


Application Server 8.2 で、データソースが新規 Portal Server インスタンス上に配備されない。(#6515080)

対処方法:

Application Server 8.2 管理コンソールで次の操作を行います。

  1. Application Server 管理コンソールにログインします。

  2. 「リソース」->「JDBC」->「JDBC リソース」->「jdbc/communitymc」の順にクリックします。

  3. 右フレームで、「ターゲット」をクリックし、「ターゲットを管理」をクリックします。

  4. サーバーインスタンスを追加します。


Instant Messenger が原因で TimeOut になると、Portal Server /portal/dt ページが正しくロードされない。(# 6200508)

対処方法:

次の操作を行います。

  1. Access Manager 管理コンソールにログインします。

  2. 「アイデンティティー管理」->「サービス」の順にクリックします。

  3. 「最大セッション時間」を SSO チャネルのタイムアウトより大きい値に変更します。


管理コンソールのヘルプで、HTTPS となっている箇所を HTTP に、URL となっている箇所を URI に読み替える必要がある。(#6476607)

説明:

「Secure Remote Access」の「プロファイル」の項目で、属性の説明に「HTTP ポート — HTTPS ポートを指定します。デフォルト値は 80 です。」とあります。HTTPS を HTTP と読み替えてください。「すべての URL のリライト」を「すべての URI のリライト」に読み替える必要があります。


Web Server SSL マシンでヘルプファイルが表示されない。(#6351789)

説明:

psconsole にログインし、「ヘルプ」ボタンをクリックします。ヘルプの目次は表示されません。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. ./web-src/common/common-fonfig.xml の JavaHelpBean の管理 Bean 宣言に Bean 管理プロパティー httpPort を追加します。common-config.xml ファイルは、psconsole WAR ファイル内にあります。

  2. httpPort の値を、Web コンテナで提供されているセキュリティー保護されていないポート (http) に設定します。

例:

次の例は、httpPort をポート 8080 に設定する方法を示しています。

<managed-bean>

<description>The backing bean for the Java Help component</description>

<managed-bean-name>JavaHelpBean </managed-bean-name>

<managed-bean-class>com.sun.web.ui.bean.HelpBackingBean </managed-bean-class>

<managed-bean-scope> request</managed-bean-scope>

<managed-property>

<property-name>jspPath </property-name>

<value>faces </value>

</managed-property>

<managed-property>

<property-name> httpPort</property-name>

<value>8080</value>

</managed-property>

</managed-bean>

上記の例が機能するには、Web コンテナで http ポートがサポートされている必要があります。Bean プロパティーの管理および http ポートの値の設定を行うには、psconsole WAR の unjar および re-jar を追加する必要があります。新しい psconsole WAR を作成したら、変更を反映させるために再配備する必要があります。

Proxylet


プロキシレットヘルプはプロキシレットチャネルからのみ利用可能である。(#5036777)

説明:

プロキシレットヘルプはプロキシレットチャネルからのみ利用可能である。「プロキシレットを編集」ページから「ヘルプ」リンクをクリックすると、デスクトップオンラインヘルプが表示されます。


Solaris プラットフォーム上の Firefox ブラウザの場合、プロキシレットは Java Web Start モードでは起動しない。(#6464974)

対処方法:

Windows 版 Firefox の istall_dir/defaults/profile/mimeTypes.rdf を、Solaris 版 Firefox の istall_dir/defaults/profile ディレクトリにコピーしてください。


Portal Server をログアウトしても、プロキシレットコンソールが閉じない。(#6496855)

対処方法:

プロキシレットアプリケーションを停止して、ブラウザを閉じてください。


プロキシレットの「自動ダウンロード」オプションを選択した後、ポータルデスクトップが更新されない。(#6493401、6509603)

説明:

プロキシレットチャネルにプロキシレットアプリケーションが何もない場合、「編集」ボタンをクリックしてプロキシレットの「自動ダウンロード」を選択すると、ポータルデスクトップが更新されるようになります。Windows 2000 プラットフォーム上で Mozilla 1.0.7 を使用している場合は、ポータルデスクトップは更新されません。

対処方法:

プロキシレットが自動ダウンロードに設定されている場合、管理者はポータルデスクトップのアプリケーション URL を指定する必要があります。

  1. Portal Server 管理者コンソールで、「ポータル」タブを選択します。

  2. 組織を選択するか、または DP リストのアプリケーションリストに指定する必要のあるユーザーを追加します。

  3. 選択した組織またはユーザーの「コンテナとチャネルを管理」リンクを選択します。

  4. 左の区画で、Ploxylet を選択します。

  5. 右の区画で、appurl リンクを選択します。

  6. 「appurls」ページにアプリケーションを追加します。

  7. 作成されたアプリケーション URL は、特定のユーザーディスプレイプロファイル表示または選択した組織のポータルデスクトップになります。


デフォルトではないルートプロキシレットユーザーの場合、pac ファイルにプロキシレットルールが含まれない。(#6445867)

説明:

プロキシレットユーザーの場合、pac ファイルにはプロキシレットルールが含まれません。

  1. Access Manager 管理コンソールで、developersample の下にユーザーを作成します。

  2. Portal Server 管理者コンソールで、developersample のプロキシレットルールを作成します。

  3. Portal Server デスクトップにプロキシレットユーザーとしてログインします。

  4. プロキシレットを起動します。

    プロキシレットがアプレットモードでダウンロードされます。しかし、生成される pac ファイルにはプロキシレットルールが含まれていません。

対処方法:

次の操作を行います。

  1. Access Manager 管理コンソールにログインします。

  2. 「SRA」タブを選択して、「プロキシレット」タブをクリックします。

  3. 組織の「COS 優先順位」を「最も高い」より下に変更します。

  4. o=DeveloperSample の「COS 優先順位」を「最も高い」より下に変更します。

  5. developer_sample の下にあるすべてのサブ組織の「COS 優先順位」を「最も高い」に設定します。

    サブ組織の下に作成されたユーザーには、対応するプロキシレット pac ファイルが生成されます。


指定したセッションのアプレットウィンドウを閉じると、プロキシレット pac ファイルが生成されない。(# 6490738 )

対処方法:

次の操作を行います。

  1. 現在のセッションからログアウトして、ブラウザウィンドウを閉じます。

  2. ブラウザの新規セッションを開いて、プロキシレットを開始します。

リライタ (Rewriter)


Ajax のリライタルールセットを手動で設定しなければならない。(#6504423)

対処方法:

Ajax のリライタルールセットを手動で設定するには、次の操作を行います。

  1. Portal Server コンソールに管理者としてログインします。

  2. 「Secure Remote Access」タブをクリックして、「リライタルールセット」をクリックします。

  3. 「リライタルールセット」テーブルで「generic_ruleset」オプションを選択して、「ダウンロード」をクリックします。

  4. ファイルを generic_ruleset.xml として一時ディレクトリにダウンロードします。

  5. generic_ruleset.xml ファイルを編集して、Function name="open" paramPatterns="y"/ ルールの前のルールを次のようにします。


    <Function name="*req*.open" paramPatterns=",y,"/> 
    	<Function name="_81.open" paramPatterns=",y,"/>
    	<Function name="http.open" paramPatterns=",y,"/>
    	<Function name="sunportal.AJAXPageStyles" paramPatterns="y"/>
  6. 変更したファイルを保存します。

  7. Portal Server 管理コンソールで、「リライタルールセット」テーブルで 「generic_ruleset」を選択して「削除」をクリックします。

  8. 「新規アップロード」をクリックして、変更した generic_ruleset.xml ファイルをアップロードします。

  9. ゲートウェイを再起動します。

    上のルールは JavaScript に関連するコンテナプロバイダにのみ適用されます。チャネル固有の JavaScript にはほかのルールが必要になる場合があります。


個別セッション設定中は、SRA リライタルールセットがロードされない。(#6477552)

対処方法:

「Secure Remote Access」->「リライタルールセット」を選択します。次のエントリ: default_gateway_ruleset exchange_2000sp3_owa_rulesetexchange_2003_owa_ruleset inotes_rulesetiplanet_mail_rulesetsap_portal_ruleset 、および wml_ruleset が見つからない場合は、次のコマンドを実行します。


./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd  -F 
/opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/DefaultGatewayRuleSet.xml
./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd  -F 
/opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/OWA2003RuleSet.xml
./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd  -F 
/opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/OWASP3RuleSet.xml
./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd  -F 
/opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/SAPPortalRuleSet.xml
./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd  -F 
/opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/WMLRuleSet.xml
./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd  -F 
/opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/iNotesRuleSet.xml
./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd  -F 
/opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/iPlanetMailExpressRuleSet.xml

Netlet


Netlet で SSL_RSA_WITH_NULL_MD5 暗号化方式を使用できない。(#6434314)

対処方法:

「ゲートウェイプロファイル」>「セキュリティー」タブの「Null 暗号化方式」オプションを有効にしてください。

NetFile


Portal Server を Linux プラットフォームにインストールした場合は、NFS 共有を追加する必要がある。(# 6511479)

対処方法:

次の操作を行います。

  1. コンテナ起動スクリプトに次の行を追加します。export LD_PRELOAD=/usr/lib/libpam.so

  2. コンテナを再起動します。

Secure Remote Access (SRA)


サンプルポータルをコマンド行インタフェースを使って手動でインストールすると、SRA サービスが設定されない。(# 6516280)

対処方法:

次の ant ターゲットを手動で起動して、サンプルごとに SRA サービスを設定します。

  • community_sra

  • developer_sra

  • enterprise_sra

サンプルポータルをインストールしたあと、次のコマンドを実行します。

/usr/sfw/bin/ant -f /opt/SUNWportal/samples/portals/build.xml community_sra developer_sra enterprise_sra -Dconfig.location= input-properties-file-location


Secure Remote Access では、一度に 1 行しか追加できない。(#6497988)

対処方法:

SRA 画面で複数の行を追加しようとする場合は、一行を追加するたびに詳細を保存してください。


UWC と Portal Server が別々のマシンにインストールされていると、プロキシレット経由では統合 Web クライアント (UWC) アプリケーションにアクセスできない。(#6348935)

対処方法:

UWC アプリケーションと Portal Server が別々のマシンにインストールされている場合は、次の操作を行なってプロキシレット経由で UWC マシンにアクセスします。

  1. Portal Server 管理コンソールで、「ゲートウェイプロファイル」の Cookie 管理を有効にします。

  2. 「ユーザーセッション Cookie を転送する URL」フィールドに、UWC、カレンダ、および Messaging Server の URL を追加します。たとえば、次のように追加します。http://port/uwc, http://calhost:calport, http://messaginghost:messagingport

  3. UWC マシンの AMConfig.properties ファイルで、com.iplanet.am.cookie.name=iPlanetDirectoryPro com.iplanet.am.cookie.name=iPlanetDirectoryPro1 に変更します。


    注 –

    この変更は、ゲートウェイマシンと Portal Server マシンの Cookie 名を別にすることを意味します。


  4. UWC マシンで、configutil を使用して、Messaging Server のセッション Cookie を iPlanetDirectoryPro1 に変更します。

  5. UWC の「非認証 URL」リストに UWC、カレンダ、および Messaging Server の URL を追加します。

  6. ゲートウェイ、UWC、および Portal Server を再起動します。


certadmin が、更新された証明書のインストール時にニックネームを無視する。(#6360869)

説明:

certadmin が、更新された証明書のインストール時にニックネームを無視します。その結果、ゲートウェイは新しい証明書ではなく期限切れの証明書を選択します。ニックネームが同じである 2 つの証明書を区別することはできません。

対処方法:

次のいずれかの操作を行います。

  1. 古い証明書を削除してから、新しい証明書をインポートします。Portal Server 7.1 で次の操作を行います。


    cd PortalServer_base/SUNWportal/bin/certadmin -n config_name
    

    5 を選択して、証明書を削除します。

  2. 証明書を更新しないでください。証明書の期限が切れたら、新しいキーを持つ新しい証明書を取得してください。

検索、登録、ディスカッション


Web Server が非ルートとして実行されていると、検索サーバーが作動しない。(#6408826)

説明:

Web Server が非ルートとして実行されている場合、検索サーバーを非ルートとして作成すると、検索サーバーは作動しません。

対処方法:

次の操作を行います。

  1. 検索サーバーを作成します。

  2. 次のコマンドを使用して、検索サーバーインスタンスを変更します。

    chown -R nonrootuser.nonroot search_instance

  3. Web Server を非ルートユーザーとして再起動します。

  4. 次のコマンドを使用して、検索インスタンスの権限を変更します。

    chmod -R og+rX search_instance

WSRP


SSL WSRP プロデューサが非 SSL コンシューマとは動作しない。(#6292152)

説明:

SSL WSRP プロデューサが非 SSL コンシューマとは動作しない。共通エージェントコンテナでは、truststore に SSL サーバーの CA 証明書を格納して、truststore のパスワードを設定する必要があります。

対処方法:

共通エージェントコンテナサーバーの truststore を設定するには、次の操作を行います。

  1. truststore を作成し、keytool コマンドを使用して SSL サーバーの CA 証明書をこの truststore にインポートします。

  2. cacaoadm コマンドを使用して、次に示す JVM プロパティーを設定します。

    • Djavax.net.ssl.truststore

    • Djavax.net.ssl.truststorePassword

    たとえば、cacaoadm set-param java-flags="`cacaoadm get-param java-flags -v` -Djavax.net.ssl.truststore=/tmp/truststore -Djavax.net.ssl.truststorePassword=truststorepass と入力します。

  3. 共通エージェントコンテナサーバーを再起動します。


レジストリサーバーのキーストアの場所は、常に /soar/3.0 を基準とする。(#6355673)

説明:

レジストリサーバーの SSO 設定にはキーストアの場所を指定します。この場所は、常に /soar/3.0 を基準としたものと見なされます。

対処方法:

/soar/3.0/jaxr-ebxml/security ディレクトリを作成し、Registry Server から取得した keystore.jks を置きます。

各国語化


KO (韓国語) ロケールで、psadmin deploy-portlet コマンドのヘルプに次の情報が含まれていない。「オペランド — ポートレット war ファイルを指定します。」(#6533738)

対処方法:

C または英語ロケールで psadmin deploy-portlet のヘルプコマンドを実行します。


コミュニティーサンプルのヘルプで、ヘルプの表示が文字化けする。(#6538563)

対処方法:

右側のヘッダーに表示される「ヘルプ」ボタンをクリックしてヘルプにアクセスし、「コミュニティーの操作」をクリックします。


ブックマークとアプリケーションチャネルに重複するリンクおよび無効なリンクがある。(#6504004)

説明:

Portal Server を Java ES 4 から Java ES 5 に移行した後、ブックマークとアプリケーションチャネルには重複するリンクと無効なリンクがあります。

対処方法:

管理者は、Portal Server コンソールでアプリケーションチャネルに必要なリンクを追加または削除する必要があります。このチャネルは、「DeveloperSample」の MyFrontPageTabPanelContainer の下にあります。アプリケーションチャネルのプロパティーで、次のプロパティーに変更を行ってください。

  • userApps: 次の値を削除します。-NetMail Lite-NetMail。次の値を追加します。NetFile

  • targets: 次の値を削除します。NetMailLite|NetMailServlet?nsid=newHTMLSessionNetMailLite|NetMailServlet?nsid=newHTMLSession NetMail|NetMailServlet?nsid=newAppletSession。その次に Instant Messenger ターゲットの重複リンク。


グローバル環境でプロキシレットが機能しない。(#6507488)

説明:

Portal Server を Java ES 4 から Java ES 5 に移行すると、プロキシレットはグローバル環境で機能しなくなります。

対処方法:

ポータルのアップグレード処理が終わった後、必要ではなくなった Java ES 4 ローカライズプロバイダを削除してください。

  1. /portals/Upgraded/desktop に移動します。

    cd PortServer-Data_Directory/portals/Upgraded/desktop

  2. default_locale から、次のファイルまたはディレクトリ、およびユーザー作成のファイルとディレクトリを除いて、ディレクトリとファイルを削除します。ロケールはサポートされているどのロケールにすることもできます。

    ディレクトリ


    AddressBookProvider
    BookmarkProvider
    CalendarProvider
    LoginProvider
    LotusNotesAddressBookProvider
    LotusNotesCalendarProvider
    LotusNotesMailProvider
    MSExchangeAddressBookProvider
    MSExchangeCalendarProvider
    MSExchangeMailProvider
    MailProvider
    NotesProvider
    PersonalNoteProvider
    Register
    SampleRSS
    SampleURLScraper
    SampleXML
    TemplateEditContainerProvider
    TemplateTabContainerProvider
    URLScraperProvider
    UWCAddressBookProvider
    UserInfo
    UserInfoProvider
    XMLProvider
    error

    ファイル


    message.properties
  3. Web コンテナを再起動します。


Portal Server コンソールのオンラインヘルプが、fr-FR ロケールで英語の表示になる。(#6513360)

対処方法:

ブラウザの優先言語を fr に設定してください。


Instant Messenger チャネルから Instant Messenger を起動すると、Instant Messenger が英語で表示される。(#6515726)

対処方法:

ユーザー情報チャネルを使用して、優先ロケールの言語を設定します。


Portal Server コンソールの一部の「チャネル名」フィールドは、次の文字のみを受け入れる。A 〜 Z、0 〜 9、または a 〜 z。(#6522702)

説明:

Portal Server コンソールの次の「チャネル名」フィールドは A 〜 Z、0 〜 9、または a 〜 z のみを受け入れます。


アンケートの日付表示が適切でない。(#6493352)

説明:

アンケートの「終了日」および「開始日」の日付形式は dd mmm yyyy です。この形式を yyyy mmm dd に変更する必要があります。


ルールセット ID に日本語のドットを使用できない。(#5030713)

説明:

複数バイトのリライタルールセット ID は、Portal Server ではサポートされていません。


ディスプレイプロファイルが英語用ではない場合、psadmin list-dp コマンドは正しい出力を生成しない。(#6502307)

対処方法:

ダウンロードするディスプレイプロファイルのロケールが英語ではない場合はpsadmin list-dp コマンドを実行する前に、CLI jvm のロケールをディスプレイプロファイルのロケールに設定してください。

たとえば、フランス語のディスプレイプロファイルをダウンロードする必要がある場合は、次の操作を行います。


export LANG=fr_CA.UTF-8
export LC_ALL=fr_CA.UTF-8

検索チャネルに表示されるファイルの内容が正しくない。(#6506365)

説明:

他社のコンバータではファイル内容が正しく変換されませんでした。


UBT 生成のレポートで、文字がローカライズされていない。(#6336394)

説明:

生成されるレポートは部分的に翻訳されています。これは日本語と中国語のロケールでのみ起きます。

対処方法:

文字化けしているメッセージは「選択したレポートについて追跡するデータがないため、表示するページがありません。この問題を解決するには、次の操作を行います。

  1. Portal Server 管理コンソールにログインします。

  2. 「ポータル」タブを選択します。

  3. 設定済みのポータルを選択します。

  4. 「ユーザー動作の追跡」タブを選択します。

  5. 「設定」タブをクリックします。

  6. ポータルインスタンスを選択します。

  7. 「UBT ログ」で「有効」をクリックします。


MAP が削除済みのアドレス帳、カレンダ、およびメールを表示する。(#6423989)

説明:

MAP が削除済みのアドレス帳、カレンダ、およびメールを表示する。


amcontroller フィルタのフィルタエントリが、amserver Web アプリケーションの web.xml ファイル内でコメント化されているため、Portal Server の Mobile Access でログ機能が正常に動作しない。(#6437280)

対処方法:

amserver Web アプリケーションの web.xml ファイル内のフィルタエントリのコメント化を解除してください。

Mobile Access


メール表示を作成できない。(# 6521744)

説明:

ポータルデスクトップで、メール表示を作成しようとすると、エラーメッセージが表示されます。「メールチャネルを編集」->「モバイルメール」->「デバイス表示設定」の順にクリックします。

対処方法:

/var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/applications/j2ee-modules/portal/ WEB-INF/classes/DeviceNames.properties ファイルにデバイスのエントリを追加します。


モバイルデスクトップにメールチャネルが表示されない。(#6521749)

対処方法:

デバイスホームページで、「オプション」->「コンテンツ」の順にクリックし、「メール」オプションを選択して「完了」をクリックします。


ポータルが /amserver/UI/Login を使用する openwave 6.2.2 シミュレータでレンダリングされない。(#6439565 )

対処方法:

Web コンテナが Web Server である場合は、次の操作を行います。

  1. 次のファイルを開きます。

    /var/opt/SUNWwbsvr7/admin-server/config-store/ host-name/web-app/host-name /amserver/WEB-INF/web.xml

    /var/opt/SUNWwbsvr7/https-host-name /web-app/host-name /amserver/WEB-INF/web.xml

  2. これら両方の xml ファイル内で <filter> エントリを検索します。

  3. amcontroller のエントリのコメントを解除して、ファイルを保存します。

  4. Web Server を再起動します。

Web コンテナが Application Server である場合は、次の操作を行います。

  1. 次のファイルを開きます。

    var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/generated/xml/j2ee-modules/amserver/ WEB-INF/web.xml

    /var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/applications/j2ee-modules/amserver/ WEB-INF/web.xml

  2. これら両方の xml ファイル内で <filter> エントリを検索します。

  3. amcontroller のエントリのコメントを解除して、ファイルを保存します。

  4. Application Server を再起動します。


ワイヤレスオプションが別のページにあると、Mobile Access の「オプション」リンクが機能しない。(# 6500172)

説明:

モバイルデスクトップの「オプション」リンクをクリックすると、モバイルデスクトップ上のワイヤレスオプション「コンテンツ」と「レイアウト」が強調表示されます。これらのオプションが別のページにある場合、ワイヤレスオプションは強調表示されません。

対処方法:

次のページに移動して、「オプション」リンクをクリックします。


終了時刻を指定せずにイベントを作成すると、1 時間のイベントが作成される。(# 6479153)

説明:

シミュレータにログインし、カレンダ Hm を使用してイベントを作成します。終了時刻を指定しない場合、イベントの持続期間は 1 時間です。

WebSphere および WebLogic


注 –

現在 Portal Server 7.1 を WebLogicTM または WebSphereTM 上で使用していて、Portal Server 7.1 Update 1 へのアップグレードを希望しており、特定のバグフィックスが必要である場合は、ご購入先にお問い合わせください。



Web Services for Remote Portlet (WSRP) 機能が、WebSphere 上にインストールされた Portal Server で正しく動作しない。(#6489684)

説明:

WebSphere 上にインストールされた Portal Server では、WSRP 機能が正しく動作しません。この場合、次のエラーが表示されます。

  • お天気ポートレットには次のエラーが表示されます。「コンテンツが使用可能ではありません。」

  • WSRP コンシューマの作成が失敗します。

  • 設定済み Web サービスチャネルには次のエラーが表示されます。「WSDL のパース中にエラーが発生しました。」

対処方法:

次のファイルを削除します。qname.jar および webservices.jar。これらのファイルは WebSphere-installation-directory/lib ディレクトリにあります。


共通エージェントコンテナと Portal Server JVM の間のセキュリティー保護された通信を有効にするには、jar ファイルを追加する必要がある。(#6341883)

対処方法:

共通エージェントコンテナと Portal Server JVM の間のセキュリティー保護された通信を有効にするには、次の jar ファイルを /etc/cacao/instances/default/private/modules/com.sun.portal.admin.server.module.xml に追加する必要があります。

  • /IBM/WebSphere/Express51/AppServer/java/jre/lib/ext/ibmjsse.jar

  • /IBM/WebSphere/Express51/AppServer/java/jre/lib/ext/ibmjceprovider.jar

  • /IBM/WebSphere/Express51/AppServer/java/jre/lib/ext/ibmpkcs11.jar

  • /IBM/WebSphere/Express51/AppServer/java/jre/lib/ext/ibmpkcs.jar


WebSphere 上で、お天気ポートレットと設定済み Web サービスチャネルでエラーが表示される。(#6396623、6415766 )

対処方法:

JDK を 1.4.2_10 にアップグレードしてください。


WebSphere 上で、WSRP が機能するにはクラスパスの変更が必要である。(# 6509057)

説明:

Portal Server が WebSphere 上にインストールされている場合は、server.xml ファイルのクラスパスエントリの先頭shared_lib_dir/xsdlib.jar を追加してください。Solaris プラットフォームでは、shared_lib_dir/usr/share/lib です。Linux プラットフォーム上では、/opt/sun/share/lib です。


WebLogic 8.1 SP4 にはバグがあるため、このバージョンの WebLogic ではポートレットセッションフェイルオーバーが機能しない。

説明:

WebLogic 8.1 SP4 にはバグがあるため、このバージョンの WebLogic ではポートレットセッションフェイルオーバーが機能しない。

対処方法:

WebLogic SP5 またはそれ以上のバージョンを使用してください。


管理サーバーの新規ポータル上に開発者用サンプルを配備中に例外が発生する。(#6339522)

説明:

WSRP サンプルコンシューマはサンプルプロデューサの WSDL URL を使用します。設定上の問題のため、ポータルの設定で WebLogic 管理サーバーへのポータル war の配備は失敗します。ポータル .war は手動で配備する必要があります。設定時にポータルは起動していないので、サンプルコンシューマ作成の処理はサンプルプロデューサへの接続に失敗し、そのためサンプルコンシューマ設定が失敗します。

対処方法:

コンシューマを手動で作成し、新たに作成したコンシューマの「設定済みのプロデューサ ID」を WSRPSamplesTabPanelContainer の下のサンプルポートレットにコピーします。


プロキシレットのヘルプボタンを選択すると、例外が表示される。(#6363076)

説明:

プロキシレットをアプレットモードで起動し、「ヘルプ」ボタンを選択します。「ヘルプ」ページに例外が表示されます。この例外は、WebLogic セットアップでのみ発生します。

ブログポートレット


Weblog のコンテンツを検索すると、結果が返されない。(#6568186)

対処方法:

共通エージェントコンテナを再起動します。

Solaris プラットフォームの場合:


/usr/share/bin/cacaoadm stop 
/usr/share/bin/cacaoadm start

Linux プラットフォームの場合:


/opt/sun/cacao/bin/cacaoadm stop
/opt/sun/cacao/bin/cacaoadm start

「新規送信」オプションを選択すると、対応するウィンドウが別のブログポートレットチャネルで開く。(#6545765)

対処方法:

1 つのタブに複数のブログポートレットチャネルを追加すると、「新規送信」オプションを選択したときに、対応するウィンドウが別のブログポートレットチャネルで開きます。

対処方法:

タブにはブログポートレットチャネルを 1 つだけ作成します。


appUrl が設定されていないと、「ブログポートレット」チャネルに次のメッセージが表示される。「エラー: コンテンツが使用可能ではありません。」(#6546198)

対処方法:

このポートレットの場合、configMode オプションを次のいずれかに設定します。

  • wizard

  • wizard-user-config

  • manual


「新規送信」オプションが Internet Explorer で機能しない。(#6545771)

説明:

1 つのタブに複数のブログポートレットチャネルを追加すると、「新規送信」オプションをクリックしても機能しません。

対処方法:

タブにはブログポートレットチャネルを 1 つだけ作成します。

Wiki


Wiki エディタで、www で始まるリンクを挿入すると、リンクが機能しない。(#6545362 )

対処方法:

www の前に http を付けます。たとえば、www.google.com というリンクを挿入する場合は、http://www.google.com とします。


2 カラムの Wiki コミュニティーの場合、Internet Explorer を使用していると HTML エディタでコンテンツを編集できない。(#6538009)

対処方法:

Mozilla を使用してコンテンツを編集してください。


Cookie サイズが原因で、ポートレットが認証を受けない匿名ユーザーにエラーを出す。(#6460104)

説明:

認証を受けない匿名ユーザーの場合、プロパティーは Cookie に保存されます。それには、すべてのポートレット描画引数とすべてのデスクトップ引数などが含まれます。描画引数が特定のサイズに達すると、ポートレットはエラーになります。

対処方法:

次の操作を行います。

  1. amconsole にログインします。

  2. 「サービス設定」>「クライアントディテクション」の順にクリックします。

  3. 「クライアントディテクション」画面で、「クライアントタイプ」フィールドの横に表示されている「編集」リンクをクリックします。

  4. 「クライアントマネージャー」ポップアップウィンドウで、3 番目のページに移動します。

  5. 「genericHTML」の横に表示されている「編集」リンクをクリックします。

  6. ポップアップウィンドウで、「追加プロパティー」オプションを選択してプロパティー authlessState=server を追加します。

サンプルポータル


Portal Server 管理コンソールで「チャネルを表示または非表示」オプションを使用している場合、サンプル XML をエンタープライズサンプルポータルに追加すると、ポータルデスクトップにエラーメッセージが表示される。(#6542355 )

対処方法:

次の操作を行います。

  1. Access Manager 管理コンソールにログインします。

  2. DN を「EnterpriseSample」として選択します。

  3. サンプル XML の URL オプションを file:///var/opt/sun/portal/portals/portal1/desktop/developer_sample /SampleXML/getQuotes.xml に変更します。


AjaxTableContainerProvider へのチャネルを追加してこれにポータルデスクトップからアクセスしている場合、「ヘルプ」ボタンをクリックして「コンテンツ」または「インデックス」リンクをクリックすると、対応するウィンドウがポータルデスクトップ上に開くがポータルデスクトップに戻れない。(#6506929 )

対処方法:

ブラウザの「戻る」ボタンをクリックします。


Firefox ブラウザで、開発者用サンプルの「Ajax」タブに表示されているチャネルの「ヘルプ」ボタンをクリックするとヘルプがポータルウィンドウに表示されるが、ブラウザの「戻る」ボタンをクリックするとチャネルのレイアウトが崩れる。(#6528832)

対処方法:

Firefox ブラウザの「更新」ボタンをクリックします。

アップグレード

アップグレードの問題については、『Sun Java Enterprise System 5 リリースノート (UNIX 版)』「アップグレードの問題」および『Sun Java Enterprise System 5 アップグレードガイド (UNIX 版)』を参照してください。


Portal Server 7.0 から Portal Server 7.1 Update 1 にアップグレードすると、jdbc/WikiDB が動作しなくなるため、Wiki ポートレットが機能しない。(#6536212)

対処方法:

次の操作を行います。

  1. Web コンテナの管理コンソールにログインします。

  2. 「リソース」リンクをクリックします。

  3. 「JDBC」リンクをクリックします。

  4. Wiki の接続プール (WikiDBPool など) を作成します。


     --Datasource Classname--org.apache.derby.jdbc.ClientDataSource
    --Resources Type--javax.sql.ConnectionPoolDataSource
    --serverName--Name of the server where derby is running
    --portNumber---1527
    --Password--portal
    --user---portal
    --databaseName---wikidb_portal1
  5. この接続プールの JDBC リソース jdbc/WikiDB を作成します。


Portal Server 7.0 から Portal Server 7.1 Update 1 へのアップグレード後に、ファイル共有が機能しない。(#6550408)

対処方法:

次の操作を行います。

  1. ファイル共有ポートレットがあるディレクトリに移動します。

    /var/opt/SUNWportal/portals/portal1/portletapps/filesharing/

  2. update.xml などの XML ファイルを作成します。

  3. 次の内容をコピーして、この XML ファイルに貼り付けます。


    <project name="File Sharing Database Update for 7.0 to 7.1 " 
    							default="update" basedir=".">
    <target name="update">
          	<property file="build/conf/common.dbadmin"/>
          	<!-- Performs the Sql Tasks -->
          	<sql
                onerror="continue"        
    	    delimiter="${sql.delimiter}"
    	    delimitertype="${sql.delimiter.type}"
          	    driver="${db.driver}"
          	    url="${db.url}"
          	    userid="${db.user}"
          	    password="${db.password}"
          	    classpath="${db.driver.classpath}">
    	    <transaction>
    	    create table newfilesystem(
      repositoryId varchar(255) not null,
      directory varchar(255) not null,
      name varchar(255) not null,
      isDir smallint not null,
      creator varchar(255) not null,
      created bigint not null,
      modified bigint not null,
      datasize int not null,
      data blob(5000000),
      primary key(repositoryId,directory,name)
    );
    
    	    </transaction>
    	    <transaction>
    	    rename table filesystem to oldfilesystem;
    
    	    </transaction>
    	    <transaction>
    	    rename table newfilesystem to filesystem;
    
    	    </transaction>
    	    <transaction>
    	    insert into filesystem (repositoryId,directory,name,isDir,creator, 
    				created,modified,datasize,data)
    select repositoryId,directory,name,isDir,creator,created,modified,
    				size as datasize,data from oldfilesystem;
    	    </transaction>
           </sql>
       </target>
    
    </project>
  4. 次の ant スクリプトを実行します。

    ant -f update.xml


Portal Server 7.1 から Portal Server 7.1 Update 1 へのアップグレード後に、検索プロバイダ JSP とディスカッションプロバイダ JSP が自動的に更新されない。(#6534282)

対処方法:

次の操作を行います。

  1. ディスカッションプロバイダ JSP テンプレートをコピーします。

    cp PortalServer-base/par-src/default-portal/pbfiles/templateBaseDir/default /DiscussionProvider/*.jsp /var/opt/SUNWportal/portals/portal1/desktop/default/DiscussionProvider

  2. 検索プロバイダ JSP テンプレートをコピーします。

    PortalServer-base/par-src/default-portal/pbfiles/templateBaseDir/default /SearchProvider/*.jsp /var/opt/SUNWportal/portals/portal1/desktop/default/SearchProvider


Java ES 4 から Java ES 5 にアップグレードすると、検索の移行が失敗する。(#6440906)

対処方法:

次の操作を行います。

  1. psugrade スクリプトを実行する前に、Java ES 4 search.conf ファイルを開きます。

    search.conf ファイルは /var/opt/SUNWps/https-server /portal/config ディレクトリにあります。

  2. search.conf ファイルの libdir="/opt/SUNWps/lib"libdir="/opt/SUNWps.bak/lib:/opt/SUNWps/lib" に変更します。

    /opt/SUNWps は Java ES 4 のインストールディレクトリです。

  3. psupgrade スクリプトを実行します。

アップグレード後、検索サーバー設定に対して行ったカスタマイズの一部は UpgradeSearch に移行されません。psugrade スクリプトによって処理されない移行については、アップグレード対象の Portal Server 6.3.1 から手動で引き継ぐ必要があります。これらの操作は、search webapp、robot、rdregister、autoclassify、および profiler などのすべての検索関連のプロセスを停止したあとで行うようにします。

  1. 次のファイルをアップグレード先の検索サーバーディレクトリにコピーします。


    cp $SRC/config/taxonomy.rdm $DEST/config
    cp $SRC/config/filterrules.conf $DEST/config
    cp $SRC/config/import.conf $DEST/config
    cp $SRC/config/classification.conf $DEST/config
    cp $SRC/config/schema.rdm $DEST/config

    SRC は旧バージョンの検索サーバーディレクトリのパスで、DEST は新規アップグレード先の検索サーバーディレクトリのパスです。

  2. Portal Server 6.3x で何がカスタマイズされているかに応じて、次の操作を行います。

    • Robot の場合、Portal Server 7.1 管理コンソールの robot/properties では、 robot.conf のプロキシや認証などのパラメータを再設定します。Portal Server 7.1 管理コンソールの robot/filter では、robot フィルタプロパティーを Portal Server 6.3.1 の /var/opt/SUNWps.bak/server/portal/config/filter.conf ファイルに対して行われたカスタマイズで更新します。

    • 連携検索データベースの場合は、連携検索の設定方法の詳細について Portal Server 7.1 の設定ガイドを参照してください。

  3. 検索サーバー Web コンテナと検索関連のプロセスを再起動します。

その他のユーザー


管理サーバーが停止しているときに、war ファイルを配備しようとすると、「ホスト node.domain-name のインスタンス node-name–80 からのファイル file.war の配備時にエラーが発生しました」というエラーメッセージを受け取る。(#6506028)

説明:

必ずホストマシン上のインスタンスが実行中であるようにしてください。


Portal Server 7.1 Update 1 を更新するパッチを適用する前に、Oracle データベースを使用するように Portal Server を設定済みである場合は、パッチ適用後に設定手順の一部を繰り返す必要がある。(#6530662)

対処方法:

http://developers.sun.com/portalserver/reference/techart/databases.html を参照してください。

「Setting Up Community Membership and Configuration」の節にある手順 2 と 3 を繰り返します。

「Configuring and Installing Portlet Applications」の節にある手順 4 から 6 を繰り返します。

既知の問題点と制限事項

Portal Server の既知の問題と制限は次のとおりです。


Portal Server でブログポートレットに問題が起きる。(#6557448、6554166)

説明:

ブログポートレットには次の問題があります。

  • FCK Editor の機能のうち、Browser Server、Upload File、および Create New Folder などの一部がブログポートレットで機能しません。

  • ブログポートレットでの編集と投稿はゲートウェイ経由では行えません。


日本語ロケールで、「管理」および「ポートレットサンプル」タブのポートレットのヘルプが英語で表示される。(#6421034 )

説明:

このヘルプはローカライズされる必要があります。


AJAXTableContainerProvider ではローカライズされた名前を付けて新しいチャネルやコンテナを作成できない。(#6542381 )

説明:

JAXTableContainerProvider はローカライズされていません。


Windows プラットフォームで、カテゴリ検索オプションが結果を返さない。(#6555579)

説明:

この現象は仮想マシンの初期化中に起きます。検索サーバーはオブジェクトヒープ用に十分な領域を確保できず、Java 仮想マシンを作成できません。

対処方法:

PortalServer-product-directory/bin/rdmgr.bat ファイル内の C:/Java/JDK15~1.0_0/jre/bin/java" -Xms32m -Xmx1000m -cp "%SEARCH_CLASSPATH%" -Djava.library.path="%PATH%" com.sun.portal.search.rdmgr.RDMgr % という行を C:/Java/JDK15~1.0_0/jre/bin/java" -Xms32m -Xmx800m -cp "%SEARCH_CLASSPATH%" -Djava.library.path="%PATH%" com.sun.portal.search.rdmgr.RDMgr % に変更します。または、この行から -Xmx1000m を削除します。


Portal Server 7.0 から Portal Server 7.1 Update 1 にアップグレード中に、psupdate スクリプトが例外をスローする。(#6536216)

説明:

Portal Server 7.0 から Portal Server 7.1 Update 1 にアップグレードすると、次の例外が表示されます。


can't open /var/opt/SUNWportal/portals/portal1/
	portletapps/wiki/tokens_ora.properties
egrep: can't open /var/opt/SUNWportal/portals/portal1/
	portletapps/wiki/tokens_ora.properties
egrep: can't open /var/opt/SUNWportal/portals/portal1/
	portletapps/wiki/tokens_ora.properties
egrep: can't open /var/opt/SUNWportal/portals/portal1/
	portletapps/wiki/tokens_ora.properties
mv: cannot access /var/opt/SUNWportal/portals/portal1/
	portletapps/wiki/tokens_ora.properties

ただし、アップグレードは成功します。Oracle をデータベースとして使用する場合は、次の操作を行う必要があります。

  1. PortalServer–70–product-dir /portletapps/filesharing/*ora.properties ファイルを PortalServer70–data-dir/portals/ portal-id/portletapps/filesharing/ ディレクトリにコピーします。

  2. PortalServer71–data-dir/portals/ portal-id/portletapps/filesharing/ ディレクトリの下に新しいディレクトリ src_ora を作成します。

  3. PortalServer–70–product-dir /portletapps/filesharing/src_ora/ ディレクトリのすべてのファイルを PortalServer–70–product-dir/portals/portal-id /portletapps/filesharing/src_ora/ ディレクトリにコピーします。


Netfile の NFS 共有にローカルユーザーを追加できない。(#6545795)

説明:

Netfile の NFS 共有にユーザーを追加するには、NIS にユーザー ID がなければなりません。また、Netfile の NFS 共有に追加できるのは、/etc/dfs/dfstab ファイルにリストされている共有だけです。


「管理」タブと「ポートレットサンプル」タブのチャネルにはローカライズされたヘルプが表示されない。(#6421034)

説明:

「管理」タブと「ポートレットサンプル」タブのヘルプをローカライズする必要があります。


「コミュニティーサービス」にブログポートレット名が正しく表示されない。(#6549937)

説明:

「コミュニティーサービス」にはブログポートレット名が「メニューコンテナプロバイダ」として表示されます。


カレンダチャネルに表示される日付の形式が正しくない。(#6411476)

説明:

カレンダチャネルで「開発者用サンプル」に表示される日付の形式が正しくありません。


「検索」チャネルをドラッグできない。(#6545839)

説明:

AJAX デスクトップを使用している場合は、「検索」チャネルをドラッグできません。


Mobile Access は Portal Server とともに提供されるデフォルトのUWCMail チャネルのみをサポートする。(#6491303)

説明:

JSPRenderingContainer には MailProvider または MailJSPProvider を追加できません。


「HTML をクリーンアップ」アイコンをクリックすると、Wiki ページが削除される。(6545358)

説明:

Wiki ページを編集中に「HTML をクリーンアップ」アイコンをクリックして「了解」をクリックすると、Wiki ページが削除されます。


「コミュニティー」タブの名前を変更すると、コミュニティー URL 機能が機能しなくなる。(#6538358)

説明:

「コミュニティー」タブの名前を変更すると、コミュニティー URL 機能が機能しなくなる。


Linux プラットフォームの場合、FTP 共有をリモートマシンに追加することはできません。(#6536164)

説明:

次の操作を実行します。

  1. ゲートウェイ経由でまたは直接ポータルからポータルデスクトップにログインします。

  2. 「フロントページ」の「アプリケーション」チャネルを通して Netfile にアクセスします。

  3. ネットワークコンピュータにシステムを追加します。

    FTP 共有を追加することはできません。


Windows プラットフォームで、ノートプロバイダが停止する。 (#6531699)

説明:

AjaxTableContainerProvider コマンドで、「開発者用サンプル」上にタブを作成します。タブに複数のチャネルを追加します。ユーザーとしてログインして、チャネルにアクセスします。重大なデスクトップエラーが表示されます。このエラーの原因はノートプロバイダです。ディスプレイプロファイルには、ノートプロバイダ用の文字列プロパティー location が定義されています。このプロパティーは、ノートプロバイダが指定したファイルとの間でノートを読み書きするために使用します。このプロパティーの値は /var/tmp/notes.txt で、Windows インストール環境ではこのプロパティーは無効になります。


Wiki ページから、別のコミュニティー URL を参照できない。(#6536333)

説明:

Wiki ページから、同じホスト内に存在する別のコミュニティーの URL を参照できません。


Wiki ポートレットがポートレットコンテキストから抜ける。(#6533753)

説明:

認証なしユーザーとして未定義の Wiki ページにアクセスすると、Wiki ポートレットはポータルコンテキストから抜けます。


プロキシレットを起動すると、一部の文字列が途中で切れている。(#6447909)

説明:

プロキシレットを起動すると、一部の文字列が途中で切れている。


taskadmin セットアップで、管理者ロールデスクトップサービス属性を設定する必要がある。(#6519875)

対処方法:

次の操作を行います。

  1. taskadmin セットアップを実行する前に、管理者ロール DN の Portal Desktop サービス属性値 content.admin.role.dn および user.admin.role.dntaskadmin.properties ファイルに存在することを確認します。

  2. 組織の Portal Desktop サービス属性値と一致するようにします。

    たとえば、EnterpriseSample 組織の Portal Desktop サービス属性値が次のようであるとします。Parent Container: ASCTabContainer EditContainer: JSPEditContainer、および Default Type: enterprise_sample 。このとき管理者ロール DN はともに "cn=Organization Admin Role, o=EnterpriseSample, dc=siroe, dc=com" に設定されます。

  3. 必ず管理者ロール DN "cn=Organization Admin Role, o=EnterpriseSample, dc=siroe, dc=com" の Portal Desktop サービス属性値が、組織の設定値と一致するようにします。そうでない場合、管理者ロールに属するユーザーが Portal Desktop に認証するときに、ユーザーに間違った Portal Desktop が提示される可能性があります。


Java DB パッチを適用して、接続クリーンアップのバグを修正する必要がある。(#6521400)

説明:

Java DB 配布のバグが原因で、接続待機中にポータルがハングアップします。バグの詳細については、https://issues.apache.org/jira/browse/DERBY-1856 および http://issues.apache.org/jira/browse/DERBY-2084 で説明されています。ただし、ポータルがハングアップする可能性はごくまれです。

対処方法:

SunSolve から次の Java DB パッチをダウンロードして適用してください。

  • Solaris SPARC の場合 – 125245-01

  • Solaris x86 の場合 – 125246-01

  • Linux の場合 – 125270-01


ゲートウェイを経由して UWC カレンダが表示されない。(#6218353)

説明:

「カレンダを起動」リンクをクリックすると、次のエラーメッセージが表示されます。「Unable to load the requested page. Cookies are blocked.」


Portal Server and Access Manager が 2 つの異なるノードにインストールされている場合、SunOne アドレス帳が機能しない。(# 653732)

対処方法:

Web コンテナを再起動します。


Web Server 7.0 上では psadmin delete コマンドの実行に時間がかかる。(#6506037)

説明:

Web Server 7.0 上で、psadmin delete-instance コマンドは wadm remove-webapp の実行のたびに wadm deploy-config コマンドを実行します。そのために時間がかかります。


Portal Server が Application Server クラスタ上にインストールされている場合、1 つの Portal Server インスタンスだけを削除することができない。(#6506689)

説明:

すべての Portal Server インスタンスを削除する必要があります。psconfig --unconfig コマンドを使用して Portal Server を設定解除するか、psadmin delete-portal コマンドを使用して Portal Server を削除してください。


IPC は WSRP とともに使用できない。(# 6509086)

説明:

ポートレット間通信 (IPC) は WSRP とともに使用できません。ポートレット間通信に参加するポートレットを WSRP を介してパブリッシュすることは可能です。しかし、IPC 機能は動作しません。


UserRoleAdmin-AdminTab が OrganisationAdmin ロールを持つユーザーには表示されない。(# 6511559)

対処方法:

Portal Server または Access Manager SDK マシン上の /etc/opt/SUNWam/config/AMConfig.properties ファイルを編集して、com.iplanet.am.session.client.polling.enable プロパティーを False に設定してください。その後、Portal Server Web コンテナを再起動します。


「ポートレットを配備」ウィザードで、メッセージがローカライズされていない。(# 6508946)

説明:

「ポートレットを配備」ウィザードのステップ 3 で、ロールファイルまたはユーザーファイルが定義されていないと、メッセージ「ロールファイルが定義されていません」または「ユーザーファイルが定義されていません」が表示されます。これらのメッセージは正しくローカライズされていません。ページには文字化けしたメッセージが表示されます。


Portal Server が複数の JRE バージョンに対応できない。(# 6510536)

説明:

クライアントマシン上に複数の JRE があると、Netscape および Mozilla ブラウザでの Java Web Start の起動に問題が生じる場合があります。

対処方法:

クライアントマシン上に JRE を 1 つだけ残して、その他をアンインストールしてください。


SSL2 のセキュリティー状態が弱いため、SSL2 を無効化し、そのまま無効にしておく方がよい。(#6507762)

対処方法:

次の手順を実行して、SSL2 を無効にします。

  1. Access Manager 管理コンソールにログインします。

  2. 「SRA」>「プロファイル」>「セキュリティー」の順にクリックします。

  3. 「TLS および SSL」の下の「SSL バージョン 2.0 を有効」オプションを解除します。

  4. 「保存」をクリックします。


Internet Explorer を使用して、WSRP 内でポートレットの配備または新規プロデューサの作成を行おうとすると、ログアウトされる。(#6491413)

対処方法:

Portal Server 管理コンソールには、Internet Explorer 以外のブラウザを使用してください。


Portal Server が Access Manager 用に別の Web コンテナをサポートしない。(#6470425)

説明:

Portal Server と Access Manager には同じ Web コンテナを使用してください。


Portal Server が Web Server 7.0 にインストールされている場合、strutssample.war を処理できない。(#6505547)

説明:

Portal Server が Web Server 7.0 にインストールされていて、strutssample.war が配備されている場合、Web Server 設定を変更する psadmin コマンドは機能しません。たとえば、psadmin deploy-portlet コマンドがその一例です。


共有イベントと共有タスクがイベントとタスクを作成できない。(#6486930)

対処方法:

共有イベントと共有タスクのインストールおよび設定時に、tokens.properties ファイル内の IS_HOSTED_DOMAIN_ENV= プロパティーを true に設定してください。

tokens.properties ファイルは /var/opt/SUNWportal/portals/portal1/portletapps/sharedevents/tokens.properties ディレクトリにあります。


同じポータル内のすべてのインスタンスのファイルシステム構造は類似していなければならない。(#6348452)

説明:

同じポータル内のすべてのインスタンスのファイルシステム構造は類似していなければならない。


エンタープライズサンプルポータルがローカライズされていない。(#6337500)

説明:

エンタープライズサンプルはローカライズされていません。


ゲートウェイプロファイル内でプロキシレットを有効にすると、内部ポートが公開される。(#6326785)

説明:

ゲートウェイが非デフォルトポート上で実行されている場合、ブラウザの URL にポート値が表示されます。プロキシレットを無効にして、443 番以外の非デフォルト SSL ポートでゲートウェイが実行されるようにしたとしても、そのようになります。プロキシレットを有効にした場合、追加のソケットリスナーがゲートウェイに導入されます。ソケットリスナーはデフォルトポート上で動作し、ゲートウェイは非デフォルトポート上で待機するようになります。そのため、非デフォルトポートが URL に表示されます。


Mozilla ブラウザで自動プロキシ設定が有効になっていると Portal Server コンソールがハングアップする。(#6493377)

説明:

プロキシレットチャネルで、プロキシレットユーザーがダウンロードするアプリケーションを JWS モードで選択すると、コンソールは正しく表示されます。しかし、ダウンロードは 30% で停止して、コンソールが応答しなくなります。


ポートレットチャネルが最小化されている場合や閉じられている場合は、複数 war のポートレット間通信が機能しない。(#6271542 )

説明:

現在、イベント処理の範囲は同じタブ内のポートレットに限られています。したがって、最小化されたチャネルや閉じられたチャネルのポートレットは、ポートレット間通信に参加しているポートレットのリストに表示されません。ポートレットチャネルが最小化されている場合や閉じられている場合、このようなチャネルにはイベントが送信されないので、ポートレット間通信は機能しません。


プロキシレットが Java Runtime Environment で正常に機能しない。(#6409604)

説明:

プロキシレットは Java Runtime Environment 1.4.2_03、1.5.0_04、1.5.0_08、および 1.5.0_09 バージョンでは正常に機能しません。プロキシレットの機能は 1.4.2 より前のバージョンの Java Runtime Environment ではサポートされていません。Java Runtime Environment 1.5.0_06 の使用をお勧めします。それ以外のバージョンの Java Runtime Environment を使用している場合は、アンインストールしてください。


アドレス帳で、特殊文字を含む連絡先の追加または変更ができない。(#6490665)

説明:

Mobile Access のアドレス帳コンポーネントを使用している場合、ユーザーは < >& '、および " などの特殊文字を含む連絡先を追加または変更できません。アドレス帳を Communications Express (UWC) で設定した場合に、このようになります。

対処方法:

特殊文字を含む連絡先の管理には、モバイルデバイスではなく Communications Express (UWC) HTML クライアントを使用してください。


Google API が完全にはサポートされていない (#6335501)

説明:

現在、特に中国語、日本語、および韓国語では、Google API の 2 バイト文字検索は完全にはサポートされていません。


Access Manager をレルムモードでインストールした状態で、Portal Server のインストールを可能にするべきである (#6381856、6499572)

説明:

AccessManager がレルムモードでインストールされている場合でも、Portal Server のインストールは可能です。

対処方法:

Access Manager を Java ES インストーラからレルムモードでインストールする場合は、Portal Server が旧バージョンモードでのみインストール可能であると通知するポップアップメッセージを無視できます。Access Manager がレルムモードでインストールされた状態で、Portal Server が正常にインストールされます。

Portal Server をレルムモードで使用する場合の考慮事項は次のとおりです。

  • レガシーモードで実行する Portal Server 7.0 からレルムモードで実行する Portal Server 7.1 への移行はサポートされていません。

  • Portal Server が Access Manager によってレルムモードで設定された場合、設定後に共通エージェントコンテナの再起動が必要になります。再起動をしないと、Portal Server 管理コンソールで「SSO アダプタ」タブを開いたときに、メタアダプタは表示されません。「SSO アダプタ」にメタアダプタがない場合、Portal Server デスクトップ上で使用可能な UWC と通信チャネルは機能しません。Exchange や iNotes などのアプリケーションは機能しません。

  • Directory Server と Access Manager SDK プラグインがインストールおよび設定されている場合にのみ、Portal Server はレルムモードをサポートします。

  • レルムモードの管理コンソールは http://host.port/amserver/console からアクセスできます。レガシーモードの管理コンソールは使用できないため、レルムモードの管理コンソールの使用について、Access Manager のマニュアルを参照してください。


プロキシレットをコンソールウィンドウとして表示するためには、Netscape 8.0.4 のブラウザ設定を変更する必要がある。(#6483268 )

対処方法:

プロキシレットが Netscape 8.0.4 でコンソールウィンドウとして表示されるようにするには、次の操作を行います。

  1. 「Tools」—>「Options」—>「Site Controls」—>「Site List」—>「Master Settings」の順にクリックします。

  2. Open unrequested pop-ups in new tab」および「Allow unrequested pop-up windows」チェックボックスを解除します。

  3. 「Tools」>「Options」>「Tab Browsing」の順にクリックします。

  4. Open links from other applications in New window」チェックボックスを選択します。「Open a new tab instead of a new window」および「Open non-requested pop-ups in a new tab」チェックボックスを解除します。

  5. ブラウザを再起動します。


「NetFile」オプションを使用すると、どのファイルも開けません。ファイルを開こうとすると、「別名保存」ダイアログボックスが表示されます。(#6465918)

説明:

理想的なのは、ファイルタイプが既知であるファイルが開かれることです。ファイルタイプが不明であるファイルには、「別名保存」ダイアログが表示されてユーザーがファイルを保存できるべきです。Firefox 1.0.7 では、ユーザー側でファイル拡張子に対してアクションを指定することができません。そのため、ユーザーが NetFile からファイルを開こうとすると、「別名保存」ダイアログボックスが表示されます。Firefox 1.5 以上のバージョンでは、ユーザーが既知のファイルを開けます。


Netmail 機能が Java Enterprise System 5 から削除されている。(#6448968)

説明:

Netmail 機能は Java Enterprise System 5 から削除されています。


複数のポータルがインストールされている環境で、ポータルが Access Manager に配備されていない場合、ポータルリンクは不正なポータルにリダイレクトされる。この問題は Internet Explorer 6 Service Pack 1 でのみ起きる。(#6325586 )

対処方法:

Windows XP で Internet Explorer 6 Service Pack 2 を使用するか、または Mozilla Firefox を使用してください。


サイト設定の変更後に、psconsole が不正な動作をする。(#6446355)

対処方法:

サイト設定を変更した後には、共通エージェントコンテナと Access Manager を再起動してください。


ESP ポータルコミュニティーポートレットにコンテンツが表示されない。(#6506357)

対処方法:

ESP ポータルコミュニティーポータルを更新してください。


Portal Server のインストールおよび設定後に、Java DB を手動で再起動する必要がある。(#6505149)

対処方法:

インストーラは 00community.sql を実行して Java DB ユーザーを作成し、データベース上のセキュリティーを設定します。設定したプロパティーを有効にするために、Java DB を再起動してください。


複数ポータルおよび複数インスタンスの作成時には、ポータル管理ログレベルを FINEST に設定する必要がある。(#6446151)

対処方法:

create-portalcreate-instance create-search などの psadmin コマンドを実行する前に、ログレベルを FINEST に設定して、設定時に詳細なログが得られるようにします。次のコマンドを使用してログレベルを FINEST に設定できます。

psadmin set-logger -u uid -f password-filename -m component-type -L FINEST

psadmin コマンドの実行が完了した後、次のコマンドを使用してログレベルを SEVERE に切り替えます。

psadmin set-logger -u uid -f password-filename -m component-type -L SEVERE


Netscape 8.0 ブラウザの JNLP モードでは、pac ファイルが作成されない。(#6319863)

説明:

Netscape 8.0 ブラウザの JNLP モードでは、pac ファイルが作成されません。


一部の Secure Remote Access 属性が psconsole に存在していない。(#6301784)

説明:

次の Secure Remote Access 属性はコマンド行インタフェース からのみ変更できます。

  • sunPortalGatewayDefaultDomainAndSubdomains

  • sunPortalGatewayLoggingEnabled

  • sunPortalGatewayEProxyPerSessionLogging

  • sunPortalGatewayEProxyDetailedPerSessionLogging

  • sunPortalGatewayNetletLoggingEnabled

  • sunPortalGatewayEnableMIMEGuessing

  • sunPortalGatewayParserToURIMap

  • sunPortalGatewayEnableObfuscation

  • sunPortalGatewayObfuscationSecretKey

  • sunPortalGatewayNotToObscureURIList

  • sunPortalGatewayUseConsistentProtocolForGateway

  • sunPortalGatewayEnableCookieManager

  • sunPortalGatewayMarkCookiesSecure

再配布可能なファイル

Sun Java System Portal Server 7.1 には再配布可能なファイルは含まれていません。

問題の報告とフィードバックの方法

Sun Java System Portal Server で問題が発生した場合は、次のいずれかの方法でカスタマーサポートにお問い合わせください。

問題解決のために、サポートに連絡する際には次の情報をご用意ください。

Sun Java System Portal Server, Mobile Access で問題が発生した場合は、サポートに問い合わせる前に、次の情報を用意してください。

問題が、クライアントに関連していると考えられる場合は、次の情報を用意してください。

このマニュアルに関するコメント

弊社では、マニュアルの改善に努めており、お客様からのコメントおよびご忠告をお受けしております。Web ベースの書式を使用して、Sun にフィードバックしてください。

http://www.sun.com/hwdocs/feedback

マニュアルのタイトル全体と Part No. を適切なフィールドに入力してください。Part No. は、マニュアルのタイトルページか先頭に記述されている 7 桁または 9 桁の番号です。たとえば、このリリースノートの Part No. は、820-2783 です。

その他の情報

次のインターネットのサイトで、Sun Java System の情報を参照できます。