現在 Portal Server 7.1 を WebLogicTM または WebSphereTM 上で使用していて、Portal Server 7.1 Update 1 へのアップグレードを希望しており、特定のバグフィックスが必要である場合は、ご購入先にお問い合わせください。
Web Services for Remote Portlet (WSRP) 機能が、WebSphere 上にインストールされた Portal Server で正しく動作しない。(#6489684)
説明:WebSphere 上にインストールされた Portal Server では、WSRP 機能が正しく動作しません。この場合、次のエラーが表示されます。
お天気ポートレットには次のエラーが表示されます。「コンテンツが使用可能ではありません。」
WSRP コンシューマの作成が失敗します。
設定済み Web サービスチャネルには次のエラーが表示されます。「WSDL のパース中にエラーが発生しました。」
次のファイルを削除します。qname.jar および webservices.jar。これらのファイルは WebSphere-installation-directory/lib ディレクトリにあります。
共通エージェントコンテナと Portal Server JVM の間のセキュリティー保護された通信を有効にするには、jar ファイルを追加する必要がある。(#6341883)
対処方法:共通エージェントコンテナと Portal Server JVM の間のセキュリティー保護された通信を有効にするには、次の jar ファイルを /etc/cacao/instances/default/private/modules/com.sun.portal.admin.server.module.xml に追加する必要があります。
/IBM/WebSphere/Express51/AppServer/java/jre/lib/ext/ibmjsse.jar
/IBM/WebSphere/Express51/AppServer/java/jre/lib/ext/ibmjceprovider.jar
/IBM/WebSphere/Express51/AppServer/java/jre/lib/ext/ibmpkcs11.jar
/IBM/WebSphere/Express51/AppServer/java/jre/lib/ext/ibmpkcs.jar
WebSphere 上で、お天気ポートレットと設定済み Web サービスチャネルでエラーが表示される。(#6396623、6415766 )
対処方法:JDK を 1.4.2_10 にアップグレードしてください。
WebSphere 上で、WSRP が機能するにはクラスパスの変更が必要である。(# 6509057)
説明:Portal Server が WebSphere 上にインストールされている場合は、server.xml ファイルのクラスパスエントリの先頭に shared_lib_dir/xsdlib.jar を追加してください。Solaris プラットフォームでは、shared_lib_dir は /usr/share/lib です。Linux プラットフォーム上では、/opt/sun/share/lib です。
WebLogic 8.1 SP4 にはバグがあるため、このバージョンの WebLogic ではポートレットセッションフェイルオーバーが機能しない。
説明:WebLogic 8.1 SP4 にはバグがあるため、このバージョンの WebLogic ではポートレットセッションフェイルオーバーが機能しない。
対処方法:WebLogic SP5 またはそれ以上のバージョンを使用してください。
管理サーバーの新規ポータル上に開発者用サンプルを配備中に例外が発生する。(#6339522)
説明:WSRP サンプルコンシューマはサンプルプロデューサの WSDL URL を使用します。設定上の問題のため、ポータルの設定で WebLogic 管理サーバーへのポータル war の配備は失敗します。ポータル .war は手動で配備する必要があります。設定時にポータルは起動していないので、サンプルコンシューマ作成の処理はサンプルプロデューサへの接続に失敗し、そのためサンプルコンシューマ設定が失敗します。
対処方法:コンシューマを手動で作成し、新たに作成したコンシューマの「設定済みのプロデューサ ID」を WSRPSamplesTabPanelContainer の下のサンプルポートレットにコピーします。
プロキシレットのヘルプボタンを選択すると、例外が表示される。(#6363076)
説明:プロキシレットをアプレットモードで起動し、「ヘルプ」ボタンを選択します。「ヘルプ」ページに例外が表示されます。この例外は、WebLogic セットアップでのみ発生します。