Sun Java System Portal Server 7.1 Update 1 リリースノート

Secure Remote Access (SRA)


サンプルポータルをコマンド行インタフェースを使って手動でインストールすると、SRA サービスが設定されない。(# 6516280)

対処方法:

次の ant ターゲットを手動で起動して、サンプルごとに SRA サービスを設定します。

  • community_sra

  • developer_sra

  • enterprise_sra

サンプルポータルをインストールしたあと、次のコマンドを実行します。

/usr/sfw/bin/ant -f /opt/SUNWportal/samples/portals/build.xml community_sra developer_sra enterprise_sra -Dconfig.location= input-properties-file-location


Secure Remote Access では、一度に 1 行しか追加できない。(#6497988)

対処方法:

SRA 画面で複数の行を追加しようとする場合は、一行を追加するたびに詳細を保存してください。


UWC と Portal Server が別々のマシンにインストールされていると、プロキシレット経由では統合 Web クライアント (UWC) アプリケーションにアクセスできない。(#6348935)

対処方法:

UWC アプリケーションと Portal Server が別々のマシンにインストールされている場合は、次の操作を行なってプロキシレット経由で UWC マシンにアクセスします。

  1. Portal Server 管理コンソールで、「ゲートウェイプロファイル」の Cookie 管理を有効にします。

  2. 「ユーザーセッション Cookie を転送する URL」フィールドに、UWC、カレンダ、および Messaging Server の URL を追加します。たとえば、次のように追加します。http://port/uwc, http://calhost:calport, http://messaginghost:messagingport

  3. UWC マシンの AMConfig.properties ファイルで、com.iplanet.am.cookie.name=iPlanetDirectoryPro com.iplanet.am.cookie.name=iPlanetDirectoryPro1 に変更します。


    注 –

    この変更は、ゲートウェイマシンと Portal Server マシンの Cookie 名を別にすることを意味します。


  4. UWC マシンで、configutil を使用して、Messaging Server のセッション Cookie を iPlanetDirectoryPro1 に変更します。

  5. UWC の「非認証 URL」リストに UWC、カレンダ、および Messaging Server の URL を追加します。

  6. ゲートウェイ、UWC、および Portal Server を再起動します。


certadmin が、更新された証明書のインストール時にニックネームを無視する。(#6360869)

説明:

certadmin が、更新された証明書のインストール時にニックネームを無視します。その結果、ゲートウェイは新しい証明書ではなく期限切れの証明書を選択します。ニックネームが同じである 2 つの証明書を区別することはできません。

対処方法:

次のいずれかの操作を行います。

  1. 古い証明書を削除してから、新しい証明書をインポートします。Portal Server 7.1 で次の操作を行います。


    cd PortalServer_base/SUNWportal/bin/certadmin -n config_name
    

    5 を選択して、証明書を削除します。

  2. 証明書を更新しないでください。証明書の期限が切れたら、新しいキーを持つ新しい証明書を取得してください。