Sun Cluster のシステム管理 (Solaris OS 版)

Procedureグローバルデバイス名前空間を更新する

新しいグローバルデバイスを追加するときに、cldevice populate コマンドを実行して手作業でグローバルデバイス名前空間を更新します。


注 –

コマンドを実行するノードがクラスタのメンバーでない場合は、cldevice populate コマンドを実行しても無効です。/global/.devices/node@ nodeID ファイルシステムがマウントされていない場合は、scgdevs コマンドを実行しても無効です。


この手順では、長形式の Sun Cluster コマンドを使用して説明します。多くのコマンドには短形式もあります。コマンド名の形式の長短を除き、コマンドは同一です。コマンドのリストとその短形式については、付録 A 「Sun Cluster オブジェクト指向コマンド」を参照してください。

  1. クラスタの任意のノードで、スーパーユーザーになるか、RBAC の承認 solaris.cluster.modify を提供する役割になります。

  2. 名前空間を再構成します。


    # cldevice populate
    

例 5–15 グローバルデバイス名前空間の更新

次の例に、cldevice populate コマンドを正しく実行することにより生成される出力を示します。


# cldevice populate 
Configuring the /dev/global directory (global devices)...
obtaining access to all attached disks
reservation program successfully exiting