次の手順で、VxVM ディスクグループとボリュームを作成します。
この手順は、追加するディスクグループを構成するディスクに物理的に接続されているノードから実行します。
次の作業を実行します。
ストレージディスクドライブをマッピングします。記憶装置の初期設置を実行する場合は、『Sun Cluster Hardware Administration Collection』の該当するマニュアルを参照してください。
次の構成計画ワークシートに必要事項を記入します。
計画を行う際のガイドラインについては、「ボリューム管理の計画」を参照してください。
ルートディスクグループを作成していない場合は、「VERITAS Volume Manager ソフトウェアをインストールする」の手順 12で説明されているとおりに、VxVM をインストールした各ノードを再起動していることを確認します。
ディスクグループを所有するノードのスーパーユーザーになります。
VxVM ディスクグループとボリュームを作成します。
次の注意事項を守ってください。
SPARC:Oracle RAC をインストールしている場合は、VxVM のクラスタ機能を使用して、共有 VxVM ディスクグループを作成してください。『Sun Cluster Data Service for Oracle RAC Guide for Solaris OS』の「How to Create a VxVM Shared-Disk Group for the Oracle RAC Database」およびVERITAS Volume Manager Administrator's Reference Guideのガイドラインと手順に従ってください。
このソフトウェアをインストールしない場合は、VxVM のマニュアルで説明されている標準の手順を使用して VxVM ディスクグループを作成してください。
ダーティーリージョンログ (DRL) を使用すると、ノードに障害が発生した場合のボリューム回復時間を短縮できます。ただし、DRL を使用すると I/O スループットが低下することがあります。
ローカルグループの場合、localonly プロパティーを設定して、単一ノードをディスクグループのノードリストに追加します。
ローカルのみに構成されたディスクグループは、高可用またはグローバルにアクセス可能ではありません。
次の手順を決めます。
SPARC:VxVM クラスタ機能が有効になっている場合は、「ディスクグループの構成を確認する」に進みます。
ローカルでないディスクグループを作成し、VxVM クラスタ機能が有効でない場合は、ディスクグループを Sun Cluster デバイスグループとして登録します。「ディスクグループを登録する」に進みます。
ローカルディスクグループだけを作成した場合は、「ディスクグループの構成を確認する」に進みます。